「ロレックス」や「パネライ」などの高級腕時計所有者はどのくらいの年収?趣味というよりは投資目的で購入する人もいる?

AI要約

高級腕時計を身に付ける人の年収や予算、家計調査からの示唆について述べられています。

一般的には腕時計予算は年収の20%~30%とされ、平均給与でも購入できる可能性があることが示唆されています。

家計調査から、腕時計にかける費用は家族構成やローン額を考慮し、10%程度におさえることが提案されています。

「ロレックス」や「パネライ」などの高級腕時計所有者はどのくらいの年収?趣味というよりは投資目的で購入する人もいる?

ロレックスやパネライ・オメガなどの代表的な高級腕時計は、時間を知る目的だけでなくステータスとして身に付ける方もいるかもしれません。また、投資目的で何本も所有している方もいらっしゃるでしょう。

しかし、時間を確認するためだけに、それほどお金を使えないという方も一定数います。では、高級腕時計を身に付ける人はどの程度の年収があるのでしょうか?

今回は、高級腕時計を身に付ける人の年収と、高級腕時計が投資向きである理由などについてご紹介します。

時計好きな方が憧れる「高級腕時計」。費用は、数十万円から数千万円、中には億を超えるものまであります。そのような超高級腕時計となると、かなりの高所得者でなければ購入できないでしょう。

国税庁の「令和4年分民間給与実態統計調査」によると、給与所得者全体の平均給与額は458万円です。高級腕時計の中には平均給与を軽く上回るモデルもあり、とても一般的な収入では購入できないと思う方もいらっしゃるでしょう。

しかし一般的には、腕時計にかけられる予算は年収の20%~30%とも言われています。そのことから考えると、平均的な収入でも購入できる可能性があります。

年収の20%~30%で高級腕時計を購入する場合の、年収別予算を表1にまとめました。

表1

※筆者作成

このように、平均給与額458万円でも100万円前後の高級腕時計を購入することはできそうです。ロレックスなら「オイスター パーペチュアル41 リファレンス124300(税込み91万8500円)」、パネライなら「ルミノールベースPAM00914(税込み100万1000円)」などがあります。

しかし、もともと車や住宅ローンがある場合は、それほど予算をかけられない可能性が高く、必ずしも余裕をもって購入できるとは限りません。

また、総務省統計局の発表している2022年(令和4年)の家計調査によると、消費支出24万4231円のうち教養娯楽費が2万4396円です。つまり、総支出額のおよそ10%程度を娯楽費とすることが平均的であるといえます。

そのため、腕時計にかける費用も家族構成やローン額によっては10%程度におさえることも考える必要があるでしょう。