池袋の「ガチ中華」で発見した、《ディープな羊肉店》を覆面で調査…!塊肉、串焼き、ラーメン、「高いコスパの高級食材」を実食

AI要約

池袋北口は、ディープな中華料理店が並ぶスポットで、羊肉を求めて人気店を巡る体験を紹介。

『聚福楼(じゅふくろう)1号店』では迫力ある羊肉料理を味わい、素材の味を活かしたシンプルな旨さに満足。

『千里香(せんりこう)池袋店』では中国東北料理の串焼きに魅せられ、様々な味付けやスパイスを楽しむ様子が描かれている。

池袋の「ガチ中華」で発見した、《ディープな羊肉店》を覆面で調査…!塊肉、串焼き、ラーメン、「高いコスパの高級食材」を実食

池袋北口は、ディープな中華料理店が並ぶスポット。羊肉を求め、人気店を巡ってみた。

まず予約して向かったのは、固まり肉を豪快に焼き上げることで有名な『聚福楼(じゅふくろう)1号店』。「羊の背中焼き」などをオーダーすると迫力にびっくり。店員さんから「写真を撮りますか?」と訊かれて撮ったのがこの写真だ。

カメラに収めたらいったん退場し、塊肉を焼きやすくカットしたが以下の写真だ。

それでもかなり大きな骨付きブロック肉なので、焼きながら卓上のハサミでカット。しっかり焼いて、穏やかな辛さと複雑な味わいの特製スパイスなどに付けていただく。素材の味を活かしたシンプルな旨さがうれしい。

次に向かったのは、中国東北料理を提供する『千里香(せんりこう)池袋店』。店内で聞こえる言語の多くが中国語だから、味も本場に近いのだろう。

串焼きが名物で、卓上の自動串焼機にくぎ付けになる。

串料理は肉だけでなく、野菜や蚕(かいこ)など50種類弱が並ぶ。「羊カルビ」「千里香特別味串」、「ピリ辛羊カルビ」を注文。なお串焼きは計10本以上でオーダーすることがお約束だ。この店は素材というより、さまざまな味付けやスパイスを楽しむ印象。いかんせん味が濃いのでお酒がすすむ。

締めは『火焔山蘭州拉麺(かえんざんらんしゅうラーメン)』。一番人気は漢方入りの「蘭州ラーメン」だが、「ラム肉ラーメン」をオーダー。

注文が入ってからその場で打つ麺は、3種類から選べる。今回は細麺を選択。羊の香りとやさしい塩味のスープはいろいろな食材からのダシなのだろう。身体に染み入るようおな滋味深さを感じる。

ほかにも「新疆(しんきょう)ラム肉の串焼き」なども置いていた。

この3件だけでもこれだけ多彩な羊肉が食べられる池袋。羊をおいしく食べようという知恵が詰まった愉快な街だ。

…つづく「大人気「とんかつ」5大チェーンを徹底調査!《和幸・松の屋・まい泉・新宿さぼてん・かつや》…衣をはずしてわかった「意外な事実」を大公開!」では、重量、最長部×最長幅、厚さなど7部門を基準にチェーン店のとんかつの違いをレポートします。

『おとなの週末』2019年9月号より