ニンテンドーミュージアムが10月2日に開館へ

AI要約

2024年秋にオープンが予定されている「ニンテンドーミュージアム」の一部が、8月20日の「ニンテンドーミュージアムDirect」で発表された。ミュージアムのオープンは10月2日となる。

1階エリアでは過去の任天堂の遊びを現代的な形で楽しめる8つの体験エリアや、巨大化したコントローラーで二人でのプレイが楽しめるエリアが用意される。

2階エリアには任天堂が開発してきた製品の展示エリアがあり、過去のゲーム機やパッケージを比較しながら楽しめる。さらに名作タイトルの画面デザインの変遷や、以前の商品も展示される。

ニンテンドーミュージアムが10月2日に開館へ

 2024年秋にオープンが予定されている「ニンテンドーミュージアム」の一部が、8月20日の「ニンテンドーミュージアム

Direct」で発表された。ミュージアムのオープンは10月2日となる。

1階エリア

 1階は、過去に任天堂が生み出してきた遊びをより現代的なかたちで遊ぶことができる8つの体験エリアがメインとなる。

 例えば、同社が開発した花札をよりインタラクティブな形で遊ぶことができるスペースが設置されるほか、1968年に発売された「ウルトラマシン」やザッパーやスーパースコープを用いたシューティングゲームも入館証に付属するコインを用いて遊ぶことが可能だ。

 また、同社が開発したコントローラーを巨大化し、二人一組で遊ぶことができる体験エリアも設置。ひとり用のゲームをふたりで操作するという新たな体験を生み出すという。

2階エリア

 2階には、任天堂が開発してきた製品を一堂に展示するエリアが登場。それらを通じて、1889年の創業より生み出してきた遊びと独創の歴史を振り返ることができる。

 また、日本版、海外版のゲーム機やパッケージもすべて公開されるため、比較してみることも可能となる。

 ほかにも、「スーパーマリオブラザーズ」や「ゼルダの伝説」などの名作タイトルの画面デザインの変遷を追うようなエリアや、同社がゲーム機を開発する以前の商品もあわせて展示される。

 ほかにも、会場では同社が開発した花札をつくるワークショップや、ミュージアムショップ、カフェなども設置予定。本日公開された公式ウェブサイトでは10~11月分チケットの事前予約(抽選)もスタートしている。これからのオープンに期待が高まるばかりだ。

 任天堂の創業は1889年。83年にファミリーコンピュータを発売して以来、様々なゲーム専用機のハードウェアおよびソフトウェアを開発・製造・販売してきた。ニンテンドーミュージアムに先駆け、23年には京都市内で京都髙島屋S.C.の専門店ゾーン「T8」に国内3店舗目の任天堂直営オフィシャルストアとなる「Nintendo

KYOTO」をオープンさせている。同ミュージアムは、宇治小倉工場(京都府宇治市)の用地および建屋を資料館としてリノベーションするものとなっている。