この夏作ってみたい【ミニ観葉植物の苔玉】基本の作り方&おすすめ観葉植物《厳選5種》
苔玉は日本の伝統的な園芸技法で、暑い季節のインテリアにぴったり。涼しげな外観とコンパクトなサイズが特徴
苔玉の作り方は簡単で、観葉植物の準備から苔と土の準備、成形、固定などのステップがある
記事では苔玉の魅力や管理のコツ、観葉植物の選び方も紹介している
苔玉は日本の伝統的な園芸技法のひとつ。球状の土で根を包み、苔を貼り付けて仕立てたものです。
見た目にも涼しげな苔玉は、暑い季節のインテリアにぴったりのアイテム。今回は苔玉の基本的な作り方や、長く楽しむための管理のコツを紹介します。
記事最後には苔玉にオススメのミニ観葉植物もお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
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・苔玉の魅力
・苔玉の基本的な作り方
・苔玉を長く楽しむための管理のコツ
・苔玉にオススメのミニ観葉植物5選
苔玉はしっとりした質感の苔と涼やかな植物の葉が調和し、ナチュラルな風合いを楽しめます。和風だけでなく、洋風のインテリアにもマッチするアイテム。
コンパクトで場所を取らないので、ちょっとしたスペースに置けるのもうれしいところです。清涼感を漂わせる苔玉が、夏の暑さを忘れさせてくれるでしょう。
●必要な材料
・ミニサイズの観葉植物
・苔(水苔やハイ苔など)
・苔玉用の土(ケト土と赤玉土を混ぜたもの)
・糸(綿糸やナイロン糸)
これらの材料は大型の園芸店のほか、ネットでも簡単に購入できます。初心者には材料一式がセットになったキットもオススメです。
●植物の準備
観葉植物を鉢から取り出し、根から土を優しく取り除きます。根を傷つけないように注意しながら、水で軽く土を洗い流しましょう。
●土の準備
ケト土と赤玉土を1:1の割合で混ぜ合わせます。少しずつ水を加えながら、手で握ったときに崩れない程度のしっとりとした状態にしましょう。
●土の成形
土を手で丸めて球状にします。球の中心に指で穴を開け、植物の根を挿し込んでボール状に整えていきましょう。その際根を圧迫しない程度の強さで握るのがコツです。
●苔の準備
水に浸して柔らかくした苔で、土全体を包み込むようにおおいます。苔がしっかりと土に密着するように、軽く手で押さえましょう。
●糸で固定
苔がずれないように、糸を使って全体をしっかりと巻きます。縦横斜めに均等に巻きつけ、最後に糸を結んで固定します。
●仕上げ
余分な糸や苔をカットして、見た目を整えます。苔玉を5~10分程度水に浸け、プクプクと出る気泡が収まるまで水を含ませたら完成です。