食器洗い中に「水」を出しっぱなしにする夫。水道代が高い要因になっていないか気になります…

AI要約

夫が家事を手伝う際に、水を出しっぱなしにすることが水道代を増やす原因となることが分かりました。

食器洗いで5分間水を出しっぱなしにすると、1回あたり約14.4円の水道代がかかり、1ヶ月で約1296円になることが計算されました。

食器洗いの節水方法やコツを取り入れることで、毎月水道代の節約が可能であることがわかりました。

食器洗い中に「水」を出しっぱなしにする夫。水道代が高い要因になっていないか気になります…

夫が家事を手伝ってくれるとありがたいですが、やり方が気になる方もいるようです。例えば食器洗い中に夫が水を出しっぱなしにすることを習慣にしていると「水道代がかかり過ぎるのでは」と感じるかもしれません。普段から節約に気を使って家計をやり繰りしている妻の場合はなおさらでしょう。

そこで今回は、食器洗いで水を出しっぱなしにすると水道代はいくらくらいかかるかについて調べてみました。食器洗いで節水する方法もご紹介しますので参考にしてみてください。

家庭ではさまざまな用途で水を使いますが、東京都水道局によると、炊事での水の使用は15%で4番目に多いとのことです。

食事のたびに食器洗いをしなければなりませんが、その際に発生する水道代が気になる方もいるでしょう。水を出しっぱなしにするなど、食器洗いの方法によっては水道代が高くなるケースも考えられます。

食器洗いで5分間水を出しっぱなしにした場合、約60リットルの水を使っているとのことです。1リットルあたりの単価を0.24円として計算すると、1回の食器洗いで14.4円の水道代がかかることになります。1日3回、1ヶ月(30日と仮定)で計算すると、水道代は約1296円です。

食器洗いでは水を使う必要がありますが、出しっぱなしにするのではなく何らかの方法で半分の量にできれば、毎月約648円の節約につながります。食器洗いだけでなく、手洗い・歯磨き・洗車・シャワーなどでも節水を心がければ、水道代の節約につながるでしょう。

食器洗いの際は、ひと工夫するだけで節水や時短につなげることができるでしょう。ここでは、洗う前の準備とすすぎの際の節水方法をご紹介します。

■事前に洗う順番を決める

洗う前の準備にひと工夫を加えるだけで、食器洗いは楽になり、水道代の節約にもつながります。まず、汚れや食器の種類ごとに分けて、洗う順番を決めることが大切です。グラスや汚れの軽い食器は最初に洗って、油で汚れた食器は最後にすると、余計な汚れを広げずに最小限の水ですすげます。

汚れた食器を重ねると、汚れていない食器の裏を汚してしまう点に注意が必要です。スペースがない場合は、汚れのひどいものだけでも個別にして、ゴムベラなどで汚れを落としておいたり、水につけておいたりして、汚れを落としやすくします。

■すすぎ方を工夫する

食器洗いで特に節水のポイントとなるのは「すすぎ」です。洗った食器をその都度すすいでいると、水の出しっぱなしで使用する水量がどうしても多くなってしまいます。そこで、洗いおけや大きなボウルなどに食器を入れておくといいでしょう。すすぎの水がたまって洗剤がとれるので、後は軽くすすぐだけで時短にも節水にもなります。

洗いおけなどがない場合は、大きい食器から順に重ねてその上からすすぎを行います。そうすることで、すすぎの水が下に置いた食器にも流れて洗剤を落とし、水を有効に使えるでしょう。その際に食器を無理に重ねて倒れないように注意が必要です。