「使わずに捨てる辛さ」を感じたくない。化粧品サンプルなどを使いきる3つのコツ

AI要約

いつも使い忘れがちなサンプルや試供品をムダなく使い切るための3つのコツについてライフオーガナイザーがアドバイス

サンプルや試供品をすぐに使い始めるクセをつけることで、存在を忘れずに使い切ることがポイント

家には必要なものだけを入れることで、ムダなものやストレスを減らしてすっきりとした生活を楽しむ

「使わずに捨てる辛さ」を感じたくない。化粧品サンプルなどを使いきる3つのコツ

いつか使おう、としまい込んで存在をすっかり忘れてしまっているものはありませんか? 「先日洗面所の収納から、いつもらったのかさえ覚えていない、古い化粧水のサンプルが出てきました。無料でいただいたものではありますが、使わずに捨ててしまうのはとても辛かったです」と話すのは、ライフオーガナイザーの資格をもつ、ESSEフレンズエディターで整理収納アドバイザーの名倉永利子さん。その経験から導き出した、ちょっとしたサンプルや試供品などをムダなく使いきるための3つのコツについて語ります。

こうした化粧品のサンプルなどは「いつか使おう」ではなく、「いつ使うか」を決めておきます。いちばんいいのは、もらったその日から使うこと。

化粧品のサンプルは、以前は旅行用にストックしていましたが、使用期限が心配ですよね。しまい込まずにすぐに使うクセをつければ、状態のいいまま確実に使いきることができます。

こちらは食洗機を買い替えたときに業者さんからいただいた洗剤のサンプルです。こうしたものも、つい使い忘れてしまいがちなもののひとつ。

しまい込んで存在を忘れているものは、持っていないのと同じこと。食洗機用洗剤の試供品をもらったときは、いつも使っている洗剤ケースのすぐ横に置くことで使い忘れを防げました。

サイズが小さいものほど存在を忘れがちですが、たとえば化粧品の試供品なら洗面台に、シャンプーの試供品ならお風呂場に、わざと出しっぱなしにしておきます。自然と目にとまれば、後は使うだけです。

持ち帰りOKだったホテルのスリッパは、使わずにため込んでいたものが6足もありました。防災用に取っておくには生地が柔らかすぎますし、全部処分し、今後はもらって帰らないと決めました。

以前は「もったいないから」という理由だけでもらってきていましたが、結局使わなかったため、最初からもらわないことにしました。

捨てられないという人ほど、あまり深く考えずにものを家の中に入れています。無料だからといっても、使わなかったら不要なものが家の中に増えるだけ。置くスペースも取られ、以前の私のように後で捨てる辛さを感じてしまうことにもなります。

初めから必要なものだけを家に入れるようにすれば、そのようなムダやストレスはなくなります。無料でも、なにかをもらうときは「売っていたら買いたい?」「いつ使うか?」「どこに置くか?」を考えてみると、気持ちよくものを使いきれるようになるのでおすすめです。