「世界一背が高い犬」が死去…身長2.13mの彼が恐れていた“意外な天敵”が明らかに

AI要約

アメリカのギネス世界記録に認定された、世界一背の高い犬のケビン。その体長は96.52cmで、後ろ足2本で立つと213.36cmにもなる。

ウルフ家は大家族で、ケビンを含めて犬や猫、その他の動物たちと仲良く暮らしている。

性格はとても穏やかで人懐っこい「優しい巨人」で、まだ自分が世界一大きな犬であることには気づいていないようだ。

「世界一背が高い犬」が死去…身長2.13mの彼が恐れていた“意外な天敵”が明らかに

去る6月13日、「ギネスワールドレコーズ(ギネス世界記録)」は、「存命している世界一背の高い犬」を公式発表した。認定されたのは、アメリカ・アイオワ州ウェストデモインに暮らすトレイシー・ウルフさんの飼い犬であるグレート・デーン(犬種)のケビン(オス、3歳)だ。

ケビンの体長(足から肩甲骨の間の隆起部分まで)は3フィート2インチ(96.52 cm)だ。そう聞くと「そんなにのっぽ犬でもないのでは?」「この体長でギネス記録?」と思うかもしれない。しかしこのサイズの犬が後ろ足2本で立つと、なんと頭の先は7フィート(213.36cm)もの高さになるのだ。

ウルフ家は大家族。「人間の家族」は妻トレイシーさん、夫ロジャーさん、2人の子どもアレクサンダー君、エイヴァちゃんの4人だが、それだけではない。ケビンも含め犬3匹、猫4匹、加え鶏、ヤギ、馬も飼っており、丁寧に世話をしながら大人数で仲良く暮らしている。

ジャイアントな体とは反対に、ケビンは家族からは「優しい巨人」と呼ばれており、とても穏やかな犬だそう。

ウルフ家にやってきたときはとても小さな子犬で、映画『ホームアローン』の主人公にちなんでこの名前がつけられた。お昼寝と食べることが大好きなケビンは、驚くほど大きな犬に成長。外を散歩していると、馬と間違われることもある。

人懐っこい性格で、長い舌で大好きな家族や友人をペロペロ舐めるのも大好き。小型犬にも優しく、「家族」である猫たちとも仲良しだ。

そんな「優しい巨人」は、実は自分が世界一大きな犬だとは気づいていないらしい。トレイシーさんは取材に対し、「(ケビンは)小さなベッドの中に自分の体をなんとかねじ込もうとしたり、私たちの上に座ろうとしたり、小型犬と同じようにふるまうんです」と語っている。

そんなケビンの天敵は、何と「掃除機」。トレイシーさんによると、ケビンはとっても臆病。さまざまなものを怖がるそうだが、中でも1番苦手な掃除機が近づくと、「(掃除機から)離れるため、跳んだり逃げたりするんです」と、本当に苦手らしい。

大きな犬が掃除機から逃げる姿、想像するだけで愛らしい(笑)。