毎月の電気代を「コンビニ」で支払っていたら友人に「もったいない」と言われました。「クレジットカード」で支払うとお得になるのでしょうか?

AI要約

電気代の支払い方法はさまざまで、クレジットカード支払いがお得なポイントを獲得できる

コンビニ支払いのメリットは自由な支払いタイミングや誰でも利用可能であること

支払い方法を選ぶ際には、ポイント還元や忘れやすさなどを考慮して適切な選択をする

毎月の電気代を「コンビニ」で支払っていたら友人に「もったいない」と言われました。「クレジットカード」で支払うとお得になるのでしょうか?

電気代の支払い方法はさまざまなものがあり、なかには利用するたびにポイントが貯まるものもあります。

ポイントを特典に交換したり、支払いに充てたりすることで、月々・年間の電気代の負担を軽減できる可能性もあります。本記事では、電気代をクレジットカードで支払う場合にはどれくらいお得になるか、またコンビニ支払いのメリットとデメリットについて解説します。

電気代の支払い方法には、以下のようなものがあります。

・クレジットカード支払い

・口座振替

・振込用紙

・電子決済

このなかでも、事例のように振込用紙をコンビニへ持参し、電気代を支払っている方もいるでしょう。しかし、コンビニで支払う場合には、ポイントやそのほかのサービスに還元されることはありません。

一方で、クレジットカードで電気代を支払えば、使った電気料金に対してのポイント還元が受けられます。例えば、あるクレジットカードで電気料金を支払うと、利用料金1000円ごとに1.2ポイント付与されます。また、ある電力会社では、指定のカードで支払うことで毎月の電気料金の3%をポイントで還元しています。

上記のポイント付与率で、月に5000円の電気代がかかった場合の月間・年間の獲得ポイント数を計算します。

・1000円ごとに1.2ポイントの場合:月間6ポイント、年間72ポイント

・電気料金の3%をポイントに還元の場合:月間150ポイント、年間1800ポイント

これらのポイントは、1ポイントあたり何円という形でキャッシュバックできたり、商品に交換したりすることができます。そのため、コンビニで支払いをするよりもお得であるといえるでしょう。

クレジットカードで電気代を支払うことのメリットを先述しましたが、コンビニ支払いにもメリットはあります。併せてデメリットもご紹介します。

◆メリット

コンビニで電気代を支払うメリットは以下の通りです。

・誰でも利用できる

クレジットカードを持っていない方でも、振込用紙と現金を持っていけば支払いができます。

・自分の好きなタイミングで支払いができる

コンビニは24時間対応のところが多いため、自分のタイミングで支払いがしやすいといえます。クレジットカードや口座振替では自動引き落としのため、支払いのコントロールはしにくいです。

また、以上のほかにも口座の残高不足やクレジットカードの有効期限などに左右されないこともメリットといえるでしょう。

◆デメリット

次に、デメリットは以下の通りです。

・割引やポイント付与が受けられない

口座振替による割引や、クレジットカード利用によるポイント還元を受けられないため、損だと感じる方もいるでしょう。

・支払いを忘れてしまう、振り込み用紙を紛失するおそれがある

期限までに支払わないと延滞利息が発生したり、電気の供給が止められてしまったりする場合もあります。メリット・デメリットを参考に、ご自分の生活スタイルにはどの支払い方法が最適かを考えてみましょう。

電気代をコンビニ支払いからクレジットカード支払いに変えることで、ポイントが得られ、そのポイントをお得に使うことができます。クレジットカードを持っているのであれば、クレジットカードで支払いをする設定にすることも支払い手段の1つです。

しかし、クレジットカードを持つこと、また持たせることを不安に思う方もいるかもしれません。コンビニで電気代を支払うことにもメリットはあるので、コンビニなどでの支払いを続けるのであれば、支払い忘れには注意しましょう。

ご自身の状況に合わせて、よりよい方法を選択しましょう。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

ファイナンシャルプランナー