ローカルと切磋琢磨? メリハリ顔になるためのシェーディング術|美容ライター&16歳。メルボルン母娘美容Days
オーストラリアの女子高生は様々なメイクを取り入れており、メルボルンの女子高生は特に多彩なスタイルが見られる。
娘も高校2年生になり、ベースメイクのテクニックがレベルアップしており、骨格メイクやシェーディングを意識している。
娘はbenefitのシェーディングパウダーを使っているが、以前はMECCAのスティックタイプを使用していた。
皆が皆とは言いませんが、オーストラリアの女子高生は程度の差はあれ、メイクをしているコが多いです。まつげをぎゅんぎゅん上げているコ、とぅるんとぅるんのグロスをつけているコ、香水をぷんぷん振りまいているコなど、じつに多彩。そして、ダイバーシティそのものメルボルンだけあって、いろんな国の女子高生のメイクを観察することができ、美容ライターとしても勉強になっています。
公立高校に通う娘は入学当初からナチュラルメイクをしておりまして、11年生(日本でいうところの高校2年生)になった現在は、さらにそのテクニックがレベルアップしています。とくに注目したいのは、ベースメイク。化粧下地、ファンデーション、コンシーラー、シェーディング、ハイライターとフル活用! 朝、メイクにかける時間は30分ほど(私なんて10分もかかりませんよ)。
10年生の頃と比べると、より顔に“メリハリ”があり、いわゆる“骨格メイク”を意識しているようです。その陰影っぷりがお見事だったので、すぐにわかりました。何が娘をそうさせているのかがとても気になり、いつものように聞いてみました。
「ねえ、ねえ。最近、シェーディングを変えたでしょ?」
「えっ、 何で?」
「だってさ、輪郭がシュッとしてるもん。すごくお姉さんに見えるし、気になっちゃったよ」
「日本人って顔が平坦じゃない? だからシェーディングでカバーしようと思って。この間買った、benefitのシェーディングパウダーがすごくいいんだよー」
そうです。以前はMECCA(メルボルン発祥のコスメのセレクトショップ。オリジナル製品も展開)のスティックタイプのシェーディングを使っていた娘。先日、セフォラでベネフィットを見つけて、ひとめ惚れして購入したそう。
アメリカ生まれの benefit はオーストラリアでも大人気。「HOOLA」はノンパールのマットなシェーディングパウダー。