24時間「氷を入れてみた」 キャンプ・車中泊に最適サイズ「コールマン・テイク6」の保冷力「検証レポ」

AI要約

気象庁によると、アウトドアシーンでクーラーボックスが必須アイテムとなる高温傾向の季節に、氷の持続時間を検証。

コールマンの「テイク6」を使用し、板氷を24時間放置。気温の変化によって氷の溶け具合を確認。

氷は最低気温16℃で、24時間後にも溶け切らず残存。効果的な保冷力を示唆。

24時間「氷を入れてみた」 キャンプ・車中泊に最適サイズ「コールマン・テイク6」の保冷力「検証レポ」

 気象庁の発表によると、平年に比べ高温傾向がしばらく続くと予想されるこれからの季節、クーラーボックスはアウトドアシーンの必須アイテムとなる。そこで屋外でクーラーボックスに氷を入れて放置すると、どれくらい持つのか、氷の24時間の状態変化を観察してみた。

 今回の検証で使用するハードクーラーボックスは、発泡ウレタン製で断熱効率がよいコールマンの「テイク6」。底面に地面と接しない空気口が4か所あり、熱が蓄積されにくい作りだ。

 350ml缶が6本入るサイズ感が持ち出しやすく、遠出する際の車内などに置いてもそれほど場所を取らない。カラーバリエーションが豊富で、アウトドア専門店以外でもホームセンターやAmazonで購入が可能。シーンを選ばず使いやすいアイテムだ。

●コールマン「テイク6」 氷はセブン-イレブンで購入できる「7プレミアム ロックアイス 板氷タイプ1.7kg」を使用する。クーラーボックスに収めやすく、コンビニで入手できるため、目的地へ向かう途中でも調達が可能だ。

 検証する時間は、1日目の朝9時から翌日朝9時まで。板氷は縦24.5cm、横13cm、厚さ6cm、重さ1.7kg。片手で持つとずっしりと重さを感じる。クーラーボックスに入れてみて、何度か氷の状態をチェックして保冷力を確認していく。

 気象予報によると、検証当日の最低気温は16℃。曇り空だが湿度は77%と高めである。

 朝9時になると外気温は20℃。徐々に日が差し、正午に最高気温の24℃に。底に氷を平置きし、クーラーボックスは日なたに置いた。

 午後3時から午後6時にかけて氷は徐々に溶け始めてきたが、クーラーボックス内には冷気が感じられた。夜にかけて気温が下がり、午後9時の時点で板氷の厚さは当初の6cmから4cmに。

 明け方4時に気温は13℃まで下がったが、朝方の氷の状態はどうだろうか。朝6時にクーラーボックスを開けると、氷の厚さがいよいよ1cmに。22cm×10.5cmの長方形を保ち、水に浮かんでいた。

 実験終了の2日目朝9時、外気温21℃。氷は14cm×4cmに。氷は屋外のクーラーボックス内で溶け切らず、持ちこたえたようだ。