【西海岸リビング&インテリア!】街角の静かな土地に光がたくさん差し込む家!

AI要約

ヴェニスに住む有名企業の弁護士がリモデルした家の魅力を探る。

自然光を取り入れた明るいリビングルームや木々を眺めながら食事を楽しめるダイニングルームが特徴。

家族と友人を招き、趣味を追求する安らぎの家として、彼の人柄も垣間見える。

【西海岸リビング&インテリア!】街角の静かな土地に光がたくさん差し込む家!

ビーチや人工運河と様々な顔があるヴェニス。このエリアの観光客がめったに歩かない住宅地に居を構えたのが、有名企業の弁護士。ユニークな採光窓が際立つ家へとリモデルした邸宅を覗いてみよう。

ガレージから裏庭を歩いていくと、大きな窓からダイニングルームが覗く。「家族と一緒に平穏に過ごせる場所にしたい」という家主の願いで、どっしりとした木々や季節の花々を眺めながら食事が楽しめる空間を造ったそう。

アダム・ランデンバーガー[Adam Landenberger]

1979年生まれ。LA郊外コネージョ・バレーで育ち、ヴェニスには16年前から住む。弁護士歴19年。現在、著名なエンターテイメント企業のビデオ&ゲーム部門の弁護士を務めている。

「自然光であふれる家にしたい」という希望で、採光窓をたくさん取りつけた明るいリビングルーム。「大きな窓から庭の木々が観賞できて嬉しい」と大満足。夫婦で自然素材を好むため、床はオーク、キッチンのキャビネットや棚はウォールナット。

海岸沿いや人工運河沿いも魅力だけど、ヴェニスビーチから25分ほど東へ歩いた住宅地も静かでいい。ここに「ビーチに近く、個性的な界隈に様々な人種が混在して住んでいる。素晴らしいレストランや店に歩いて行ける」という理由で、家を購入したのが弁護士のアダム・ランデンバーガー。1951年築の家を買ったのは2012年。

しばらくしてから大規模改装を決心し、5人ほどの建築家と面談したうえで、2024年5月号で登場したクリス・マカラに家の未来を託した。「素敵なデザインや凝ったディテールはもとより、彼の気さくな性格で話をよく聞いてくれるところがよかった」とか。

リモデルの要望は“シンプルでクリーン、太陽光をふんだんに取り入れた家”。ダイニングルームをホームオフィスに、リビングルームを息子のベッドルームにという具合に完成まで15カ月をかけた。最も凝ったのは、リビングルームの大きな採光窓。

「正面に左右対称の窓を希望したが設計上で無理だった。ひとつの窓になったが、かえって個性的になって満足している」

この偶然は、彼いわく“ハッピー・アクシデント”。インテリアは素材を重視。キッチンのキャビネットは、ウォールナットを用いた特注だ。あなたにとって家とは? と聞くと「家族で過ごす安らぎの場であり、親戚や友人を招く集いの場。趣味や興味を追求する空間」。問題解決するのが好きで弁護士になった彼の人柄を覗かせた。