悠仁さまが“定員3人”の狭き門・筑波大AC入試も余裕でクリアできるワケ…9月初めにも明らかに?【秋篠宮家の学校選び】

AI要約

悠仁さまの大学選びについて、東大推薦ではなく筑波大へのAC入試が注目されている。

筑波大の生物学類が悠仁さまに最適とされ、選択肢として有力視されている。

AC入試のメリットや選択の理由、大学選びの苦慮についても言及されている。

悠仁さまが“定員3人”の狭き門・筑波大AC入試も余裕でクリアできるワケ…9月初めにも明らかに?【秋篠宮家の学校選び】

【秋篠宮家の学校選び】#23

「悠仁さまの大学選びは9月初めに明らかになる可能性が高い」と自信ありげに語るのは都内有数の中高一貫校で進路指導を務める教諭だ。

 第1候補とみられる東大の推薦入試(学校推薦型選抜)の日程が先日発表されたが、出願受け付けが始まるのは11月1日。それがなぜ2カ月も早まるのか。同教諭によると、悠仁さまが狙う大学は東大ではないという。本命視するのは第2候補とされてきた筑波大への推薦。ただし、予想されていた学校推薦型選抜ではない。

 筑波大の推薦入試は大きく分けて2種類ある。学校推薦型と、もうひとつはアドミッションセンター(AC)入試である。高校の推薦をもらう学校推薦型と違い、自らが推薦するいわゆる総合型選抜(旧AO入試)だ。9月2~4日が出願期間となっているAC入試を秋篠宮家は想定しているに違いないというのだ。ただし、このAC入試は非常に狭き門。筑波大の25年度の定員は学校推薦型512人(体育専門学群の90人を含む)に対し、AC入試はわずか41人(同8人)だ。

「文部科学省から安易な受け入れが学力低下を招いているとの指摘があり、09年度に国際総合学類のAC入試を廃止。以降、他の学群・学類(学部・学科)でも大幅に縮小していった」と筑波大の文系教授は振り返る。にもかかわらず、前出の進路指導が「AC入試が悠仁さまに最も向いている」と強調するのはなぜなのか。今でも募集を続けている中に、悠仁さまにピッタリの学類があるからだ。

 生物学類である。学類が3つある生命環境学群の中で唯一、AC入試枠を残している。「定員は3人と少ないですが、悠仁さまは余裕でそのハードルをクリアできる」と見ている。

■学校推薦型のデメリット

 AC入試は書類と面接によって行われる。書類の中で特に重要になるのが今までチャレンジしてきた活動や研究である。それを資料にまとめ、自己アピールするのだ。近年の生物学類合格者の資料テーマは「ウニ類の移動方向を決める要因」「ヤブガラシの生態」「センチュウの記憶と学習」……。悠仁さまは昨年11月、「赤坂御用地のトンボ相」という論文を発表。「高校生とは思えない水準」(東大理系教授)と評価も高く、「他大学のことをいうのは僭越だが、合格は確実ではないか」という。

 筑波大付属高校3年の悠仁さまがAC入試で筑波大を目指すメリットはもうひとつある。学校推薦型は一校から挑戦できる人数が決まっているため、同級生同士でその枠を争わなければならない。AC入試なら自身で完結できる。

「学校推薦型は高校側としても悩ましいんです。漏れた生徒からすると、なぜ彼が選ばれて自分がダメだったのかということになりかねない。悠仁さまをそうした立場に置くべきではないと思います」(前出の進路指導)

 もし筑波大のAC入試に臨んだ場合、合格発表は11月1日。世間の目を意識して大学選びに苦慮してきた秋篠宮家としてもその時間を短くするメリットは大きそうだ。

(田中幾太郎/ジャーナリスト)