[マジでどうなってんの?]シマノのプライヤーを10日間海水中に放置した結果がヤバい…。

AI要約

シマノのADプライヤーRHは、多機能な必須アイテムで、ソルトウォーターでも安心して使用できる。

PEラインの切りやすさの秘密は「擦切り構造」と「セレーション刃」の組み合わせにある。

シマノのこだわりを感じさせる高品質なプライヤーで、使い勝手に優れた機能が詰まっている。

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プライヤーと言えば、アングラーにとって必須アイテムの1つ。釣りをする人なら誰もが1つないしは複数持っているはず。シマノからリリースされる定番モデル、ADプライヤーRHは多機能でさらにサビに強いモデルは、ソルトでも安心して使用できる。その詳細を見ていこう。

シマノのADプライヤー RHは、リングオープナーやPEラインカッターなど、必要な機能が1つに集約された、使い勝手の良いモデルとなっている。また、ADプライヤー RHはステンレス仕様だが、フッ素コーティングが施されたADプライヤー RH TYPE-Fもラインナップする。TYPE-Fはノーマルモデルよりも少し値が張るが、ソルトウォーターでの使用も想定しているのなら、フッ素コーティングモデルが断然オススメとなる。

PEラインの切りやすさの秘密は「擦切り構造」と「セレーション刃」の組み合わせにある。聞き慣れない言葉だが、まず「擦切り構造」とは、刃同士を擦り合わせて切る構造のことを指す。一般的なハサミにおいてもこの構造は同様であり、「擦切り構造」は繊維を断つ切り方に向いているという特性を持つため、PEラインなどの編み込みの糸をカットするという点で、非常に相性がよくなるのである。

これと比較になるのが、刃同士を合わせるように切る「押し切り構造」だが、PEラインをカットするという面において、シマノが検証を重ねた結果、より相性の良い「擦り切り構造」を採用している。刃物が有名な大阪府堺市に本社を置くシマノのこだわりを感じさせるクオリティというのは、考えすぎだろうか?

さらに、このハサミの部分をよく見てみると、刃がギザギザの加工が施されているのがわかる。これは「セレーション刃」と呼ばれるもので、PEラインのようなグリップが効きにくい素材のものをカットする際に、両刃のギザギザが滑らないように保持してくれるという効果がある。

繊維を断ちやすい「擦り切り構造」との組み合わせで、PEラインをカットしやすくしている。