LCCで行けるアジアとクルーズで「お得な旅」円安&インフレ渦中の海外旅行

AI要約

長谷川あやさんがコロナ禍を経て再び旅を楽しむ方法を紹介。アジア旅行が気軽でおすすめとし、特にソウルが人気だと伝える。

韓国旅行の費用について述べ、対ウォンの円安の影響や食費、交通費の具体的な金額を紹介。

韓国で食べたい料理や観光名所について触れ、リーズナブルな値段で楽しめる旅行先としてアジアを提案。

LCCで行けるアジアとクルーズで「お得な旅」円安&インフレ渦中の海外旅行

ライターの長谷川あやさんはコロナ前は年間100日以上海外を旅するほど、多くの旅を重ねてきた。コロナ禍を経て旅の回数は戻ってきたが、円安の影響を身体で感じている。しかし「そんな中でもお得に楽しめる海外はある!」と言うのだ。

そこで長谷川さんが自腹でもう一度行きたい場所と、そこでのお得な旅の仕方をまとめてもらった前編では、東欧のポーランドが一押しだというその理由をお伝えした。後編ではアジアの旅とクルーズ旅の具体的旅の仕方をお伝えする。

気軽に行くならやはりアジアがおすすめだ。エイチ・アイ・エス(HIS)が、発表した、2024年夏の海外旅行予約者数ランキングの1位はソウルだった。以下、2位台北、3位ホノルル、4位バンコク、5位シンガポール、6位プサン、7位バリ島、8位セブ島、9位グアム、10位香港と、納得の順位だ。

筆者はコロナ後、プライベートで、韓国に5回ほど行っている。韓国の通貨である対ウォンも円安で、両替所では、毎回、頭を抱えているし、コロナ前と比べると物価も上がった。それでも対ドル、対ユーロに比べれば断然マシだ。ホテル代も高くなっているが、まあそれは日本も同じこと、致し方ない。

食費は、街の食堂などカジュアルな店ならランチで1,500円程度~、ディナーで3,000円程度。筆者は時間のない時には、地下鉄の駅でおでんをつまむことが多いが、1本120円程度だ。地下鉄やバスは初乗り運賃が1,500ウォン(約175円)、タクシーの初乗り料金は、ソウルでは4,800ウォン(約560円)と日本とそう変わらない。が、タクシーはメーターの上がり方が日本よりも緩やかなので、気軽に利用している。

ワタリガニをニンニクやショウガ、タマネギなどと一緒に醤油ベースのタレに漬けこみ、熟成させた「カンジャンケジャン」は筆者にとっては、韓国に行ったら必ず食べたい料理のひとつだ。専門店で食べると日本円で5,000円くらいだが、5000円でも安いと感じるほど。質は落ち、カニの量も減るが、1,800円ほどで定食で食べられる店もある。