妻の風俗通いに激しいショック…「公認不倫」を描くドラマ『1122』の「恐ろしいほどリアル」な夫婦の姿

AI要約

『1122』はセックスレスな夫婦が婚外恋愛許可制を導入し、そこから生まれるすれ違いや疎遠を描いた作品だ。一子と二也の関係性が深く掘り下げられ、リアルな夫婦の姿が描かれている。

ドラマ化された『1122 いいふうふ』では、一子役を高畑充希、二也役を岡田将生が演じ、公認不倫をする夫婦の複雑な関係性が描かれる。完成披露宴も開催され、2人の初共演に注目が集まっている。

高畑充希と岡田将生は、公認不倫をする夫婦という難しい関係性を演じるためにどのような取り組みをしたのか、2ショット取材にも応じるなど、役作りに真剣に取り組んでいる。

妻の風俗通いに激しいショック…「公認不倫」を描くドラマ『1122』の「恐ろしいほどリアル」な夫婦の姿

『月刊モーニングtwo』にて、2016年から2020年にかけて連載されていた渡辺ペコ『1122』は自分たちにもっともフィットする在り方を模索して揺れつづける夫婦の姿を描いた作品だ。ウェブデザイナーとして働く相原一子(いちこ)と、文具メーカーで勤務する相原二也(おとや)はともに30代で、結婚7年目の夫婦。セックスレスで子供はいなくても、友達のように何でも話せる間柄である。2人は一見、良好な関係のようにも思えるが、お互いにどこか言い出せない気持ちを隠し持っている。

夫婦がセックスレスになった原因として、二也からのセックスの誘いを一子がぶっきらぼうに断るシーンが描かれている。その夜が転機となって、夫婦は婚外恋愛許可制を導入し、お互いが心地よい関係を維持していこうとする。二也は、夫婦関係や子育てに悩む柏木美月という女性と、一子公認の不倫関係になる。新しい夫婦のかたちを見つけたかと思いきや、二也と美月の恋が加速していくうちに、一子の心に翳りが生まれはじめる。一子はモヤモヤを解消するため、女性用風俗の門を叩き、礼というセラピストを指名しはじめる。そうして次第にすれ違っていく夫婦の姿はあまりにもリアルで、連載当時から話題を呼んでいた。

そんな『1122 いいふうふ』が、今泉力哉監督・今泉かおり脚本という夫婦タッグによってドラマ化され、6月14日よりPrimeVideoにて配信されている。一子役を高畑充希、二也役を岡田将生が演じる。6月12日にはドラマの完成を記念して、完成披露宴が行われ、キャストと監督が登壇した。

本作が初共演となる2人。公認不倫をする7年目の夫婦という難しい関係性を演じるうえで、どのようなコミュニケーションを取っていったのだろうか。また、それぞれの役柄にどのように向き合ったのか。完成披露宴の日に合わせ、2ショット取材を敢行した。

記事前編は「高畑充希『地上波では放送できない』岡田将生『夫婦喧嘩は憂鬱だった』公認不倫を描く、衝撃のドラマ『1122』が問いかけるもの」から。