スカイツリーの真下でハゼ釣り!?捌いて、調理して、美味しくいただいてみた

AI要約
初夏の北十間川でのハゼ釣りの様子を報告。活性が高く大きめのハゼが釣れるポイントで、楽しい釣りができた。水草周りを狙うとより大きなハゼが釣れる。独特のアタリに注意しながら楽しむことができた。ヒネハゼを5匹釣り上げ、釣果に満足。まだヒネが残っている様子を感じながらの釣りの過程を楽しんだ。
スカイツリーの真下でハゼ釣り!?捌いて、調理して、美味しくいただいてみた

初夏を迎え、シーズンの開幕が待ち遠しくてたまらない世のハゼ釣り人たち。毎年〝開幕〟の早い北十間川のスカイツリー前ポイントに出かけて、今年の状況を確認してみた。

東京スカイツリーのすぐそばを流れる北十間川(きたじゅっけんがわ)。ここはハゼ釣り人にはよく知られた〝ハゼ釣りの名所〟。西は隅田川、東は旧中川を介して荒川とつながっている。押上駅・とうきょうスカイツリー駅・本所吾妻橋駅と多くの駅に囲まれており、至便のアクセスを誇る。そんな一大観光地のそばの釣り場で、ハゼの現況を確認してきた。

平日の午前10時過ぎ。釣り場に到着すると、常連のハゼ釣り人が何人か竿を出していた。小生は先行している方から150mほど離れた場所に釣り座を構え、9尺(約2.7m)ののべ竿に、0.8号のおもりをつけたハゼ片天秤仕掛けに、ハリス0.6号4cm、細軸袖バリ4号をセット。餌のボイルベビーホタテを多めにつけて岸から3m程の所に振り込んだ。

すると着底する瞬間にアタリがあり、軽く竿を立てて合わせると、10cmクラスのハゼが掛かった。その後、同じポイントで立て続けにアタリがあり、連続して10cmクラスが釣れた。この時期、他の釣り場では7~8cmクラスが多いことを考えると、大きさも活性も他のエリアより状況がよい感じがする。

最初は水色も濁っており水中の様子がよくわからなかったが、よく目を凝らしてみると川幅の真ん中あたりに水草が繁茂している様子が見て取れた。その水草の周りを狙って仕掛けを投入すると、もぞもぞとした小さなアタリがあり、すかさずあわせると〝ゴン〟と竿を大きく引き込むようなアタリがあった。引きを楽しみつつ釣り上げたのは15cmの個体。

「まだヒネが残っているなぁ」と思いつつ付近の水草まわりを狙うと、連続して15cm級が釣れた。どれも大きなアタリではなく、警戒しながら捕食しているようなアタリだ。これは楽しい、と狙いつづけ、5匹の〝ヒネハゼ〟を釣り上げた。