漫画家志望者を支援するアパートがオープン 居住費や光熱費が無料、食費のサポートも

AI要約

サイバーエージェントが、漫画家志望者向けのマンガアパートメントをオープンする。

入居者は無料で暮らせ、漫画制作に集中できる環境が整備される。

林士平が寮長兼プロデューサーを務め、2025年4月1日から本格始動予定。

漫画家志望者を支援するアパートがオープン 居住費や光熱費が無料、食費のサポートも

 サイバーエージェントが、漫画家を志望する人に向け、漫画を描くことだけに集中できる環境を整えた「マンガアパートメント ヴイ(MANGA APARTMENT VUY)」をオープンする。寮長兼プロデューサーを、「SPY×FAMILY」や「チェンソーマン」などのヒット作品を手掛けてきた漫画編集者の林士平がを務める。本格始動は2025年4月1日からを予定しており、7月11日の今日から10月31日まで入居希望者を募集する。入居者は、原稿と履歴書による書類選考、面接などを経て、2025年1月末までに決定するという。なお、詳細住所は非公開だが、東京23区内を予定している。

 同プロジェクトは、林の「日本が世界に誇る漫画産業において、まだ発見されていない才能を1人でも多く見つけ出し、本気で漫画家を目指す方々をサポートしたい」という想いに、サイバーエージェントが共感する形で発足。入居にあたっての居住費や光熱費は全て無料で、食費や生活費などの運用面も同社がサポートするという。また、建物には漫画や映画などの資料も豊富に用意される。

 林は入居者募集に際して「同じ情熱を持った人と同じ空間で、学び、考え、描くことに人生を捧げられる経験は、漫画家としての大きな財産になることでしょう。この場所が、素晴らしい漫画作品が生まれるきっかけとなることを願っています」とコメントしている。