ファミマ、植物性由来の“チーズケーキ/サラダラップ/おにぎり”発売

AI要約

ファミリーマートは7月16日に「おいしい植物性由来」をテーマにした新商品を発売する。これは「ブルーグリーンプロジェクト」第3弾で、自然のなかで生分解されるスプーンやフォーク、ストローなどの商品に続く取り組みだ。

新商品には植物性原料を使ったスイーツやサラダラップなどが含まれ、植物性由来の食品の魅力を広めることを目指している。

購入者のアンケート結果からも、商品のおいしさや見た目に対する高い評価が得られ、植物性由来の食品が市場に増える中でも注目されていることが分かる。

ファミマ、植物性由来の“チーズケーキ/サラダラップ/おにぎり”発売

 ファミリーマートは「ブルーグリーンプロジェクト」第3弾として「おいしい植物性由来」をテーマにしたスイーツ、おにぎり、サラダラップ、パンの計5品を数量限定で7月16日に発売する。

「ブルーグリーンプロジェクト」は「地球にもよいこと、役に立つことを少しずつでもできることから実行していこう」という想いを込めて、落合宏理氏監修のもと発足。

 これまで、コンビニエンスウェアをはじめ、プラスチックによる環境汚染問題の解決に寄与する、自然のなかで生分解されるスプーンやフォーク、洗って繰り返し使えるストローなどのカトラリーを販売してきた。

 近年、食に対する消費者のニーズが多様化するなかで、さまざまな人においしい商品を食べてもらいたいという想いから、2023年に「おいしい植物性由来」をコンセプトにした商品を発売。多くの反響があったことから、シリーズ第3弾が展開される。

■ ファミマ「ブルーグリーンプロジェクト」第3弾の植物性由来の新商品(数量限定)

・「植物生まれのレアチーズケーキ」(280円)

・「植物生まれのレモンボールドーナツ」(218円)

・「ふんわりソイクロワッサン(つぶあん&ホイップ)」(145円)※卵・乳が含まれる

・「植物生まれの鮭とノンエッグマヨソース」(145円)

・「植物生まれのチリソースとケールのサラダラップ」(398円)

□「植物生まれのレアチーズケーキ」

価格:280円

販売地域:全国(沖縄県を除く)

 乳製品を使用せず、大豆やアーモンド由来の原料を使用し、チーズの濃厚感を表現した。サクッと食感のクランブルに、植物性レアチーズクリームを重ね、あんずレモンソースとメープルホイップクリームをトッピングし、味にアクセントを付けた。

 乳製品を使用していないと言われないと分からないほど濃厚感が味わえて、スイーツを食べるときの罪悪感が軽減される。

□「植物生まれのレモンボールドーナツ」

価格:218円

販売地域:全国(発売日は東日本エリアが7月9日、西日本エリアが7月16日)

 植物性由来の油脂と粉糖を使用した生地に瀬戸内レモンピールが入った、ほどよい甘さのボールドーナツ。つまみやすく食べやすいひとくちサイズで、しっとりとした食感となっている。

□ふんわりソイクロワッサン(つぶあん&ホイップ)

価格:145円

販売地域:全国(沖縄県を除く)

 豆乳クリーム入りの植物性原料で作られたバター風素材を折り込んだ、ふんわりしっとりとしたクロワッサンに、つぶあんとホイップをサンドした(卵・乳が含まれる)。

□植物生まれの鮭とノンエッグマヨソース

価格:145円

販売地域:関東地方

 エンドウ豆から生成した鮭風フレークとノンエッグタイプのマヨソースを混ぜ、野菜由来のおだしと醤油、こんぶだしで味付けしたご飯で包んだ。鮭のような旨みとマヨソースのコクが楽しめる。

□植物生まれのチリソースとケールのサラダラップ

価格:398円

販売地域:関東地方

 大豆ミート入りのチリソースと、5種の雑穀(もち麦・アマニ・キヌア・アマランサス・チアシード)、野菜を緑色のケールトルティーヤで巻いた。生地は緑色で、ケールが練り込まれている。

■ 植物性由来の原材料を使った“おいしい”商品で、新たな食の選択肢を提案

 ファミリーマート 商品企画部の林田氏によると、以前発売した「植物生まれのティラミス」を購入した人へアンケートを取ったところ、おいしそうな見た目や味など商品としての基本価値が評価されているという。

 味について「とてもおいしい」「ややおいしい」と回答した人は合計83.9%。商品を買った理由は「新商品だから」「植物性由来の原材料が魅力的」の次に「見た目がおいしそう」と答えた人が多かったという。

 また、特に卵や乳のアレルギーを持つ消費者から大きな反響があるとしている一方、購入者のうち、本人も家族も食物アレルギーを何も持っていない人は72.5%と、アレルギーの有無とは関係なく購入されているとのこと。

 同氏は「植物性由来の食品は市場に増えてきていますが、通常商品より味が落ちるといった考えをお持ちの方がまだいらっしゃると感じております。そんな方々にこそ、ブルーグリーンの食品を召し上がっていただき、その美味しさを確かめていただきたいと思っております。そして、その美味しさで、ブルーグリーンが植物性由来の食品に対する認識を変える一助となり、多くのお客さまの選択肢の一つという存在になっていきたいと思っております」と締めくくった。