【左右非対称な眉毛】は「眉頭」を変えればうまくいく!〈正しい描き方を解説〉

AI要約

眉メイクにおいて最も重要な要素は眉頭の整え方であり、左右の眉の高さの違いは眉頭の位置を変えることで軽減できる。

薄眉の場合、眉頭を中心側に設定することで左右差を解消し、眉ペンシルを使用して眉全体の形作りと毛のない部分を埋めていく。

眉下ラインをしっかり描くことで形がブレないようにすることがポイント。

【左右非対称な眉毛】は「眉頭」を変えればうまくいく!〈正しい描き方を解説〉

「うまく描けない」「似合う形がわからない」など、悩みの尽きない眉メイク。その中でも「左右の眉の高さが違う」といった“左右差”を気にする声がダントツ多い! 実はこれ、“眉頭”を変えればかなり軽減できるんです。その方法を、眉毛のプロが詳しく解説します!

「W EYE BEAUTY表参道本店」統括マネジャー

SAORIさん

みなさんが「なんか違う!」と感じる原因の多くは、眉頭にあります。鏡を見て、眉頭の上部が角ばっていませんか? そうだとしたら、どんなに形を美しく整えたとしても違和感はなくなりません。全体の形や長さ、濃さなども美眉の条件となりますが、すべては眉頭を整えてこそ! 眉メイクの最優先は“眉頭”だと心得てくださいね。

薄眉さんの場合

小鼻の延長線上に眉の始点を設定して、それより内側(顔の中心側)にある毛を、毛抜きを使って処理します。それにプラスして、今回のモデルさんは、向かって左の眉頭下部が、右の眉と比べると毛が生えている面積が少し広く、眉頭の太さに左右差ができています。この部分の毛を抜き、左右差をリセットしてからメイクを始めると、スムーズに眉メイクを進められますよ。

眉ペンシルを使って眉全体の形作り&毛のない部分を埋めていきます。

まず、眉の中間~眉尻まで、下のラインを描きます。眉尻の終点は、眉頭のスタート地点にそろえると好バランス。

次は、眉頭。眉ペンシルを肌に垂直に当て、チョンチョンと点を描くように隙間を埋めます。力は抜いて、やさしく色をのせましょう。そのまま、眉頭以外の隙間もチョンチョンと埋めていきます。

最後に眉上にもなだらかな曲線を描いたら、全体の形づくりは終了! 眉の形がチグハグになりやすい薄眉さんは、眉下ラインをしっかり描いて形がブレないようにすることがポイントです。

撮影/伊藤泰寛 監修/SAORI モデル/sonoko、まゆこ(いずれもVOCEアンバサダー) 取材・文/長江悠祐子