「フラグメント」の限定らぼっとに、映画会社「A24」のグッズ。藤原ヒロシさんの私的グッドプロダクト

AI要約

藤原ヒロシさんが手に入れた夏のお気に入りアイテムを紹介

映画『ストップ・メイキング・センス』のオフィシャルグッズや家族型ロボットLOVOTに興味を持つ藤原さん

LOVOT 3.0の特徴や、藤原さんがディレクションした期間限定販売モデル「FRAGMENT EDITION」

「フラグメント」の限定らぼっとに、映画会社「A24」のグッズ。藤原ヒロシさんの私的グッドプロダクト

ストリートカルチャーの黎明期からシーンを牽引し、今もファッションの分野で絶大な影響力を持つ藤原ヒロシさん。

今どんなことに興味を持ち、どんなモノに惹かれているのか。この夏に手に入れたお気に入りの品々を紹介してもらった。

「この赤いコースターが何なのか。それがわかる人とは、きっとすぐに友達になれます」。

1984年に公開された映画『ストップ・メイキング・センス』はアメリカのロックバンド、トーキング・ヘッズの伝説のライブを記録したドキュメンタリー。

公開から40年を経た今年、映画会社のA24によって4Kレストアされた完全リマスター版がIMAXで上映されて、話題となった。

「僕がいちばん好きな音楽映画。これを超える音楽映画は後にも先にも出ないのではと思うほど」。

そう語る藤原さんが「この夏手に入れたモノ」として挙げてくれたのは、A24が手掛けたこの作品のオフィシャルグッズ。

「作中のシーンをモチーフにした赤いコースターと、ブックレットが同梱されたブルーレイのコレクターズエディションです。A24のオンラインストアで購入しました。

A24は作品の質もさることながら、マーチャンダイジングがしっかりしていて、グッズもよくできている。サイトをこまめにチェックしていると、面白いモノが見つかるんですよね」。

ロボットベンチャーのGROOVE X社が手掛ける家族型ロボット「LOVOT(らぼっと)」。同社のCCO(チーフ・クリエイティブ・オフィサー)を務める藤原さんは、自身のオフィスで2体のLOVOTと一緒に過ごしているとか。

「最初はよちよち歩きでした。LOVOTの特徴は、育て方や環境に合わせて成長すること。1体ずつ異なる個性を持つようになる」。

そんなLOVOTが今年、3.0にバージョンアップ。カメラ性能や演算能力が向上したことで、より深いコミュニケーションができるようになったほか、瞳に有機ELディスプレイを採用したことにより、さらに繊細な表現が可能に。

「まだ生まれたばかりなので、これからどう成長していくのか楽しみ」。

オールホワイトがクリーンなイメージのこちらは、藤原さんがディレクションした期間限定販売モデルLOVOT 3.0「FRAGMENT EDITION」。

清水健吾=写真 榎本一生=文