「アイスコーヒー」が飲まれるのは”夏”だけではない!約4割の人が通年アイスコーヒーを飲む理由とは?

AI要約

アイスコーヒーを好んで飲む理由や自宅でのコーヒーの予算について調査結果を紹介。

アイスコーヒーは若い世代ほど好まれ、既製品やカフェで楽しむ傾向がある。

自宅でのコーヒーの平均金額は106.7円で、年代別では異なる傾向が見られる。

「アイスコーヒー」が飲まれるのは”夏”だけではない!約4割の人が通年アイスコーヒーを飲む理由とは?

コーヒーは私たちの生活において身近な存在であり、飲食店だけでなく、自分で豆を挽いてドリップするなどして、自宅でも楽しんでいる方もいるでしょう。なかには、ホットよりもアイスコーヒーが好きな方もいるかもしれません。

そこで今回は、アイスコーヒーを好んで飲んでいる方の理由を調べてみました。さらに、自宅で楽しむコーヒーに、どの程度の予算をかけているかについても解説します。

UCC上島珈琲株式会社の「アイスコーヒーに関する調査」によると、季節に関係なく、ホットコーヒーよりもアイスコーヒーを好んで飲む方は全体で約4割でした。詳しい結果は、表1の通りです。

表1

※UCC上島珈琲株式会社「アイスコーヒーに関する実態調査」を基に筆者作成

年齢が上がるにつれて、ホットコーヒーを好む方が多く、「ホットコーヒーが多い」「どちらかというとホットコーヒーが多い」と答えた60代の方は約8割でした。一方で、20代は「アイスコーヒーが多い」「どちらかというとアイスコーヒーが多い」の合計が50%を超え、若い人ほどアイスコーヒーを好むと考えられます。

同調査で、ホットコーヒーは自分で淹れる方が半数を超えていますが、アイスコーヒーを自分で淹れる方は30%程度です。

上記から、アイスコーヒーは自分で淹れるよりも、既製品・コーヒーマシン・カフェで多く飲まれ、自分でそれほど手をかけずに楽しめるのが好まれていることが分かります。さらに、すっきりさを求める人が約半数いることから、飲みやすさもアイスコーヒーが選ばれる理由の一つといえるでしょう。

次は、コーヒー1杯にかける金額を見てみましょう。今回は自宅でコーヒーを飲む場合の費用をまとめました。デロンギ・ジャパン株式会社の「コーヒーの飲用調査2023年度版」によると、「おうちコーヒー」の平均金額は106.7円とのことです。年代別の平均金額は、表2の通りです。

表2