立て看板をすり抜ける白ぶち猫「近道はこちらデス→」【沖昌之】

AI要約

猫写真家・沖昌之さんが猫島で出会った猫たちの写真を紹介。

矢印板に猫が近づいていき、期待を裏切られるが写真を撮影。

沖昌之の予想外な結果に笑いながら猫の自然な姿をとらえる。

立て看板をすり抜ける白ぶち猫「近道はこちらデス→」【沖昌之】

 主に外猫を撮影し、猫の自然な姿をとらえた写真が人気の猫写真家・沖昌之さん。「今週の猫しゃあしゃあ」では、そんな沖さんが出会った猫たちを紹介します。今回は「たまには言われた通りに行動してみるのも吉。」をお届けします。

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 この日、猫島では古くなった電柱を新しくするために工事をしており、所々に矢印板が置かれていました。そこに猫が一匹、矢印板の方へ近づいていったので、何かしてくれるんじゃないかと期待し、後ろをついて観察することにしました。そうしたら僕の予想ははずれ、そのまま板の間を通り抜けて出てきただけ……。でもちょうど「→」の位置から頭が出てきたので、そこを狙ってみました。

沖 昌之

おき・まさゆき◆猫写真家。主に外猫を撮影し、猫の自然な姿をとらえた写真が人気。写真集に『必死すぎるネコ』『明日はきっとうまくいく』など。インスタは@okirakuoki。新刊『日常にゃ飯事』(インプレス)が発売中。

※AERA 2024年7月8日号