本格稼働間近の【東京都のマッチングアプリ】自分の子どもが使うのはどう思う?親の《本音》調査で判明

AI要約

ネクストレベルが運営する「マッチングアプリ大学」と、東京都が準備中の「マッチングアプリ」に関する調査結果が発表された。

親たちの多くは、都のアプリも民間のアプリも利用可と考えており、少子化対策については意見が分かれている。

東京都の合計特殊出生率が過去最低を記録し、都のマッチングアプリは2024年中に本格稼働予定となっている。

本格稼働間近の【東京都のマッチングアプリ】自分の子どもが使うのはどう思う?親の《本音》調査で判明

「マッチングアプリ大学」を運営するネクストレベル(横浜市)が、今年の夏に運用開始予定の東京都が独自開発する「マッチングアプリ」についての調査を実施し、その結果を発表しました。調査は、2024年6月、未婚の子どもがいる男女222人(男性の平均年齢:43.2歳、女性の平均年齢42.2歳)を対象に、インターネット上で行われました。

 東京都運営のマッチングアプリに対する印象について、子を持つ親はどう思っているのでしょうか?一番多かったのが、「アプリ運営が少子化への対策になるとは思えない」と「東京都が運営するアプリなら安心」がともに23.4%で同率1位でした。

 東京都が運営するマッチングアプリと民間企業が運営するマッチングアプリを比較し、我が子が婚活に利用するならどちらがいいかたずねてみたところ、「都のアプリも民間のアプリも、どちらもOK」(42.8%)、「都のアプリも民間のアプリも、どちらもNG」(20.7%)、「民間企業が運営するマッチングアプリは嫌だが、都のアプリならOK」(18.5%)の順になりました。

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 厚生労働省が発表した人口動態統計(2023年)によると、1人の女性が一生のうちに産む子どもの数の指標である「合計特殊出生率」が、過去最低の1.20でした。なかでも東京都は0.99で、都道府県で最低の数値でした。

 東京都のマッチングアプリ「TOKYOふたりSTORY AIマッチングシステム」は、2023年12月から交流イベント参加者など先行利用者に限定し運用を開始。本格稼働は2024年中が予定されています。