550円で買える1万円札! 新札発行に合わせておいしいお札が登場:券種ごとに違う味が楽しめるフィリングたっぷり

AI要約

20年ぶりのデザイン刷新となる新紙幣が、明日3日から発行される。新1万円札の肖像に採用された渋沢栄一のゆかりの地・東京都北区にある「渋沢逸品館 TSUNAGU marche」では2日、渋沢栄一の肖像が描かれた1万円札、津田梅子の5千円札、北里柴三郎の千円札の3種を揃える形で「お札パン」の販売を開始した。

渋沢逸品館がある北区は、渋沢栄一が晩年を過ごした場所。また、紙幣の印刷をつかさどる国立印刷局の東京工場があることから、区は「お札が生まれる街、北区」のスローガンを掲げて地域PR活動を展開。

こうした経緯から渋沢栄一(1万円札)のお札パンは先行して4月に発売されていたが、津田梅子(5千円札)と北里柴三郎(千円札)も加わり、新札発行に合わせて勢ぞろいした。

550円で買える1万円札!  新札発行に合わせておいしいお札が登場:券種ごとに違う味が楽しめるフィリングたっぷり

20年ぶりのデザイン刷新となる新紙幣が、明日3日から発行される。新1万円札の肖像に採用された渋沢栄一のゆかりの地・東京都北区にある「渋沢逸品館 TSUNAGU marche」では2日、渋沢栄一の肖像が描かれた1万円札、津田梅子の5千円札、北里柴三郎の千円札の3種を揃える形で「お札パン」の販売を開始した。

渋沢逸品館がある北区は、渋沢栄一が晩年を過ごした場所。また、紙幣の印刷をつかさどる国立印刷局の東京工場があることから、区は「お札が生まれる街、北区」のスローガンを掲げて地域PR活動を展開。

こうした経緯から渋沢栄一(1万円札)のお札パンは先行して4月に発売されていたが、津田梅子(5千円札)と北里柴三郎(千円札)も加わり、新札発行に合わせて勢ぞろいした。

渋沢栄一のお札パンは、実際の1万円札と同じ160ミリ×76ミリのサイズで、厚さは10ミリ強。パッケージには帯封もされており、まるで100万円の札束のようだ。国産小麦と国産バターをふんだんに使ったブリオッシュ生地の中に、「おさつ」=「サツマイモ」ということで、サツマイモあんが詰まっている。

5千円札パンは、ブルーベリージャムとピーナッツを使ったクリーム入り。これは、津田梅子にゆかりのある東京都小平市がブルーベリー栽培で知られ、また梅子の父がピーナッツ生産の盛んな千葉県佐倉市出身であることから採用されたそう。

また、千円札パンには、クリームチーズにリンゴを組み合わせたフィリングがたっぷり。こちらもやはり北里柴三郎の出身地・熊本県小国町にちなんだ味とのこと。

四方を整えつつ平らになるよう膨らみを抑え、プリントの発色を生かして焼くのは至難の業。こだわりが詰まった新札パンはいずれも1個550円と、額面よりずっとお手ごろだ。

住所:東京都北区王子本町1丁目1-6 Seionkaku03

アクセス:JR京浜東北線、東京メトロ南北線「王子」駅から徒歩すぐ

取材・文・写真=ニッポンドットコム編集部