義足のアーティスト片山真理が語った「自分の障害には興味がない」理由 “感動の物語”を求める記者はたじたじに…

AI要約

義足のアーティストとして知られる片山真理がスペインでの作品展示をきっかけに、現地紙の取材に応じている。

取材には、記者が障害に着目し感動物語をまとめようとしたが、片山は過剰な思い込みに警鐘を鳴らすコメントをした。

片山の子供時代について、家族に裁縫が根付いており、片山も幼い頃から針と糸を扱う技術を受け継いでいた。

作品展示では、装飾が施された写真がパンクテイストを漂わせ、現代の巨匠を彷彿とさせる評価を受けている。

片山の子供時代のもう一つの特筆すべき点は、先天性脛骨欠損症で車椅子を使う生活を余儀なくされたが、自身の義足を多くの作品で主題として取り上げている。

記者は個人の逆境が芸術的物語になり得ることに着目して取材に臨んだが、過剰な思い込みの危険性を学ぶこととなった。