ラーメン官僚が太鼓判を押す、栃木県の本当に美味しいラーメン【4】

AI要約

栃木県は、5つのエリアに分かれ、ラーメンの面白さがある。那須エリアには福島の白河ラーメンの実力店が多く、県央エリアでは様々なジャンルのラーメンが提供される。県南エリアの佐野市は佐野ラーメンの本場であり、小山市や栃木市でも話題の店が存在する。

2023年8月にオープンした『中華そば とちの葉』は栃木市にあり、アクセスが良い。気になる店舗の魅力を紹介していく。

栃木のラーメンシーンは北部には白河ラーメン、佐野市には佐野ラーメンというご当地ラーメンが豊富。宇都宮市や小山市、栃木市では様々なタイプのラーメンを楽しめる環境が整っており、実力店も多い。

ラーメン官僚が太鼓判を押す、栃木県の本当に美味しいラーメン【4】

 全国各地のラーメンシーンを余すところなくご紹介する本企画。いよいよ栃木県のラーメンシーンも最後の一軒。

 栃木県は、大きく5つのエリアに分けられる。那須、日光、県央、県東、県南だ。県庁所在地は県央にある宇都宮市で、北関東最大の都市として盤石の地位を確立している。県人口189万の約3割に及ぶ51万もの人口を抱える宇都宮市は新幹線の停車駅であり、2023年8月にはライトレール(「宇都宮ライトレール」)が開通。現在は、ライトレール沿いに新しい飲食店が続々開業するなど、ますます活況を呈している。

 そんな栃木県は、ラーメン的にも、実に“面白み”のある県だ。特筆すべき特徴をざっくりと述べれば、以下の4点が挙げられる。

1.那須エリアには、福島県のご当地麺「白河ラーメン」の実力店が数多く存在する。(「白河ラーメン」の総本山である福島県白河市と地理的に近接するため)

2.宇都宮等の県央エリアでは、ジャンルを問わず、多種多様なラーメンが提供されている。栃木県を代表する有名店の多くも、このエリアに集中する。

3.県南エリアの佐野市は、ご当地麺「佐野ラーメン」の総本山である。

4.小山市や栃木市でも、多様なラーメンが提供されている。県内外にその名を轟かせる話題店も、複数存在する。

 これら4点が、栃木県ラーメンシーンの概要だ。より端的に言えば、北部は「白河ラーメン」、佐野市は「佐野ラーメン」の宝庫であり、ご当地ラーメン成分は十分。宇都宮市、小山市、栃木市では、色んなタイプのラーメンを食べることができる環境が整っており、かつ、実力店の数も潤沢。これが、栃木のラーメンシーンの現在地だ。

 今回ご紹介するのは、2023年8月8日にオープンした『中華そば とちの葉』。店舗の場所は、栃木市。駐車場もあるが、最寄りの新栃木駅(東武鉄道)から徒歩約10分程度と、車がなくてもアクセス可能なロケーション。さっそくその魅力をご紹介していこう。