自転車で日本一周するのが夢です。 費用や時間はどれくらいかかるでしょうか?
日本一周を自転車でするためには、費用や装備、スケジュールなどさまざまな問題をクリアする必要がある。
日本一周する場合、海岸線に沿って1万2000キロメートルを走り、5~6ヶ月かけて計画を立てる必要がある。
必要な装備としては自転車、ヘルメット、工具、キャリーバッグなどがあり、慎重な準備が欠かせない。
自転車で日本を一周したいと考える人はいますが、実際に実行するにはさまざまな問題をクリアしなければなりません。自転車で日本一周するには、どのような問題を解決しなければならないのでしょうか。
本記事では、日本一周に必要な費用や日数について解説します。
日本一周の定義は、はっきりと決まっていません。例えば、47都道府県を全て通るのも日本一周といえますし、海沿いに日本列島をひと周りするのも日本一周といえます。
ここでは、海岸線に沿って日本列島をひと周りする場合の費用と日数を計算してみました。自転車で日本一周する場合にかかる主な費用は、食費と宿泊費です。
日本列島の海沿いを一周した場合の距離は、およそ1万2000キロメートルだといわれています。時速20キロメートルで1日5時間自転車をこいだとすると、120日で日本を一周する計算になります。しかし、途中で休日を設けることも必要になるため、余裕を見て5~6ヶ月くらいのスケジュールで考えるとよいでしょう。
自転車で日本一周する場合、持っていく装備は自転車に積んで安全に走れる量に制限されます。つまり、装備は必要最小限ということになりますが、以下の装備は必ず持参しましょう。
1.自転車
基本的に、乗りやすいタイプの自転車を選べばよいのですが、ロードバイクやクロスバイクなら、安定した走行がしやすくなるといわれています。
2.ヘルメット
現在、自転車はヘルメット着用が努力義務化(道路交通法第63条の11)されている段階ですが、日本一周するとなるとかなりの距離を走るので、念のためにヘルメットを着用するとよいでしょう。
3.六角レンチ
六角レンチがあれば、ゆるんだネジを締めるなど、自転車の簡単なメンテナンスができます。
4.キャリーバッグ
荷物は背中に背負うより、自転車にくくりつけたほうが楽なので、専用のキャリーバッグを用意しましょう。
5.空気入れ
自転車の空気圧が減ったときのために、空気入れも必要です。
6.パンク修理キット
100均で売っている簡単な修理キットで十分です。
7.着替え
レストランで食事をするときなど、汗くさいままでは困るので、着替えも用意しておきましょう。
8.衛生用品
けがした場合に備え、消毒液や絆創膏なども必要です。