普通「トイレットペーパー」ってどのくらい使いますか? 義母と同居を始めたのですが、消費ペースがかなり早いように感じます。「本人に伝える」のは避けるべきですか…?

AI要約

義母との同居でトイレットペーパーの消費が早いことに驚き、使用量のデメリットを考える。

トイレットペーパーの平均消費量や家計への影響を考察し、多く使うことが家計に与える影響を算出。

家計への損失が約3700円になる可能性があり、10年で3万7140円もの差が生じることを示唆。

普通「トイレットペーパー」ってどのくらい使いますか? 義母と同居を始めたのですが、消費ペースがかなり早いように感じます。「本人に伝える」のは避けるべきですか…?

「最近、義母(夫の母)と同居を始めたのですが、トイレットペーパーの消費スピードの速さに驚いています」。

義母と暮らし始めてからトイレットペーパーの減りが早い、トイレからガラガラとトイレットペーパーをたくさん巻き取っているような音が聞こえる……そんな状況であっても、本人にトイレットペーパーを使いすぎないよう注意するのは気を遣うものです。

本記事では「トイレットペーパーの消費の平均」のほか、「多めに使うと家計でどれだけ損なのか」についても解説します。トイレットペーパーを使いすぎることによるデメリットを、それとなく伝えてみましょう。

一般社団法人日本レストルーム工業会が2016年に実施した調査によると、1回あたりに使うトイレットペーパーの長さは平均0.8mとなっています。1回に使うトイレットペーパーの長さについて、多い順で示したのが図表1です。

図表1

一般社団法人日本レストルーム工業会 温水洗浄便座の使用とトイレットペーパーの使用に関する実態調査結果より筆者作成

図表1を見ると、トイレットペーパーを1.0m未満で使う人の割合が多いことが分かります。一方で1.0m以上使う人も一定数おり、中には3mも使うと回答している人もいることが同調査で判明しています。平均的な長さが0.8mであるものの、人によって使いたい長さは異なります。

1人が何人分(数回分)もトイレットペーパーを使用していた場合はどれだけ家計に響くのでしょうか? 仮に10日で1人1巻消費すると仮定すると、年間のトイレットペーパーの消費ロール数は以下の通りです。

・単身:36.5巻

・3人:109.5巻

・5人:182.5巻

義母1人が1回で3人分のトイレットペーパーを使っていたと想定して計算してみましょう。前述のデータを参考にして考えると、義母と夫婦の3人暮らしの場合、平均であれば1年間で約110巻使用することになります。

一方で義母が1人で3人分のトイレットペーパーを使っていた場合、夫婦+義母(3人分)で実質5人家族といえるため、1年間に約183巻消費することになります。

上記の消費ロール数を参考に、1年間のトイレットペーパーの購入費用を考えてみましょう。

トイレットペーパーは大王製紙の「エリエール消臭+」のトイレットペーパー12ロール(税込619円)を購入しているとします。、通常3人世帯では約110巻が必要なため、約10回購入が必要となります。一方で義母が1人で3人分の量を使用して実質5人家族となった場合として使用した場合は、約16回購入する必要があります。

1年間で比較すると、3人世帯と比べて6パック分多く購入していることになるため、619円×6パック=3714円もの差がつくことになります。5年で1万8570円、10年で3万7140円の差が出ることを考えると、その差が気になる人もいるかもしれません。