2024年に値上げが見込まれる「固定費」って一体何?

AI要約

固定費の節約方法や2024年に値上げが見込まれる固定費について解説します。

固定費と変動費の違いや例、2024年に見込まれる電気料金の値上げなどを説明します。

電気料金やガス料金の実質的な値上げが家計に与える影響についても言及します。

2024年に値上げが見込まれる「固定費」って一体何?

度重なる物価の高騰や原材料の値上げなどから、家計への心配は後を絶ちません。特に固定費は家計の中でも大部分を占めるため、値上げする品目によっては大打撃が予想されます。

そこで本記事では、固定費の節約方法や2024年に値上げが見込まれる固定費について解説します。固定費の値上げ情報を事前に把握しておき、対策に役立ててください。

家計における支出は、主に固定費と変動費の2つに分けられます。固定費とは毎月など定期的に発生する支出であり、費用がおおむね一定である点が特徴です。

固定費の例は、以下の通りです。

・水道光熱費

・家賃や住宅ローンなどの住居費

・通信費

・保険料

・習い事などの教育費

・自動車維持費

・サブスクリプション費用

固定費は家族構成やライフスタイルによって変動します。特に上の3つは全体の固定費の中でも大きな割合を占めます。

また変動費とは、支出の有無や価格が毎月変化する費用です。生活者の行動による変化が大きいため節約はしやすいものの、毎月や年単位での支出予測がしづらい特徴があります。そのため場合によっては、大きな支出になる可能性があります。

変動費の例は、以下の通りです。

・食費

・交際費

・日用品費

・娯楽費

・交通費

・洋服代

・医療費

・雑費

食費や日用品は毎月一定の支出があるため固定費と認識されがちですが、費用が変化しやすいため変動費とみなされるケースが多いです。手軽に節約できる費用が多いですが、効果としては薄くなりがちです。

2024年には、電気料金とガス料金の実質的な値上げが見込まれています。現在は急激な物価の高騰に対し、政府が家庭の負担を軽減するために補助金を導入しています。しかし、2024年の6月以降は政府による補助金が終了する見込みであるため、実質的な値上げとなることが予想されています。

特に家計への打撃となりそうなのが電気料金であり、1kWhあたり3.5円の補助金がなくなります。具体的には、2024年6月利用分から電気料金による家計への圧迫が懸念されます。