盗用で報知新聞記者を懲戒解雇 甲子園の連載、大阪本社

AI要約

報知新聞大阪本社編集局の記者(51)がスポーツ報知のニュースサイトの連載「甲子園100年物語」で記事内容を盗用した問題で、懲戒解雇処分を受けた。

編集センター長や次長も処分を受け、報酬の一部を返上する措置もとられた。

記事執筆に際し、他の文献からの盗用が行われていたことが発覚した。

 報知新聞大阪本社編集局の記者(51)がスポーツ報知のニュースサイトの連載「甲子園100年物語」で記事内容を盗用した問題で、報知新聞社は15日、記者を懲戒解雇処分にしたと明らかにした。14日付。

 大阪本社編集局編集センター長を休職2カ月とした上でセンター長の職を解職、連載のデスクを務めたセンター次長を休職1カ月、大阪本社編集局長を減給処分とした。宮川元宏取締役大阪本社代表は報酬の1カ月10%を返上する。

 記者は武庫川女子大の丸山健夫名誉教授の講演録や丸山氏の毎日新聞への寄稿から、表現や構成を盗用した記事を執筆していたという。