50代モデルの普段着コーデ!「胡桃のかごバッグ」はハンドメイドで

AI要約

青木沙織里さんがハンドメイドで憧れの「胡桃のかごバッグ」を作成した記事。かごバッグの作り方やコーディネートを紹介。

胡桃のかごバッグの作成過程や使用した素材、編み方の詳細。先生との試行錯誤を経て完成した作品について。

青木沙織里さんが作成したかごバッグを使ったコーディネートを紹介。バッグの特徴やそれに合わせた洋服やアクセサリーの選び方。

50代モデルの普段着コーデ!「胡桃のかごバッグ」はハンドメイドで

ハルメクでもおなじみのモデル・青木沙織里さんの連載です。いつかは欲しいと思っていた、憧れの「胡桃のかごバッグ」をハンドメイドで作ったそう。バッグに合うコーディネートともに紹介します。

いつかは欲しいと思っていた、憧れの「胡桃のかごバッグ」。山葡萄素材のものと同様に希少価値が高く、一生モノと言われています。

今年から通っている、かご編み教室の先生が、ご自分の山で胡桃の樹皮を採取されるというので、思いがけず自作できることになりました!

私が希望したのは、一般的な網代のような編み方ではなく、日高昆布のサイズに切った胡桃の樹皮を格子に組むという「市松編み」。先生も初めての試みとのことで、二人で試行錯誤しながら完成しました。

できたてホヤホヤのかごバッグを合わせたコーディネートをご紹介します!

胡桃の樹皮でできたかごバッグは、表と裏では全く表情が違います。表は白っぽく節があり裏はつるんとした茶色。 今回は白っぽい方を表面に使ったので、野生的な風合いに仕上がりました。

存在感もありシックな雰囲気なので、ワントーンにピンク色のリネンコートを重ねてメリハリプラス。胡桃バッグ自体インパクトがあるので、小物は控えめ、邪魔をしないライトグレーのバッグと2個持ちにし てみました。

ヴィンテージのシングルライダースデニムジャケットとリネンのサルエルパンツでニュアンスコーデ。色落ちしたライダースデニムジャケットのヴィンテージ感と柔らかい風合いのシャツとパンツを合わせて、かごバッグがなじむようなバランスにまとめました。

シャツは自分でデザインしたダブルガーゼのスタンドカラーシャツ。少し光沢があり肌触りがいいのでお気に入り。

大きめのパールネックレスは一つプラスするとアクセントになり、ナチュラル過ぎない大人っぽい抜け感が出せるので、私のコーディネートには欠かせないアイテムの一つです。

大好きなサロペットは、夏はカジュアルにTシャツと合わせたり、冬はニットに合わせたり、季節を問わず着ています。特にこのチャコールグレーのリネンサロペットは、出番が多い万能アイテム。

くすんだラベンダー色のノーカラーシャツとも相性抜群でした。こちらのシャツも着心地にこだわり、遠州織物を使って自分でデザインしました。何か物足りないと思ったときは、アクセサリー以外に、ストールやカーディガンを肩にかけてみたり、様子を 見てバランスを決めます。

今回は、リネンのストールを巻きました。子どもっぽくなりがちなサロペットをベーシックなダークトーンでまとめ、黒い小物を選ぶことで引き締まり、シックな胡桃バッグもなじでくれます。 ーーーーー 購入したものと違って、自作のかごバッグは、見れば見るほど不細工なフォルム……一生モノと言われる作品を作れるようになるまでには程遠いですが、ゆっくりコツコツと積み重ねていきたいと思います。

我が家のかごバッグコレクションの仲間入りをした胡桃ちゃん。コーディネートを楽しみながら、大切に愛用していきたいです。

■青木沙織里 あおき・さをり。カフェ巡りとあんこが大好き。19歳よりモデルを始め「nonno」などの雑誌、CM等を中心に活動。30代から「いきいき(現・ハルメク)」のモデルに。バッグ製作も行う。趣味はキックボクシング、ピラティス、陶芸など。グレイヘア育成中。インスタグラムは@blue_record365

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