「なんで自然にこういう格好ができるの？」　元保護ねこ2匹のシンクロ率に驚き　「鏡みたい」

　ねこ同士が同じポーズをしたり、行動をしたりするのは仲良しの証ともいわれています。今回ご紹介するのは、元保護ねこのきょうだいの見事なシンクロ。息ピッタリの様子がわかる1枚に、多くの反響が寄せられています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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「なんで自然にこういう格好ができるの？　尊いがすぎるのよ」

　そんなひと言が添えられた写真には、1つのクッションの上で、おしりとおしりを寄せ合う仲睦まじい2匹のねこが写っています。1匹は茶トラで、もう1匹はキジトラ。被毛の色は異なりますが、目線の向け方も体勢も同じで、素晴らしいシンクロ率です。

　2匹ともグリーンの瞳が愛らしく、大きな三角の耳もとてもキュート。ただただ平和な雰囲気が漂い、いつまでも眺めていたくなります。

　その様子がX（ツイッター）で公開されると、1.4万件もの“いいね”が集まりました。リプライ（返信）には「左右対称。かわいいがすぎるんだけどぉ～」「鏡みたいーーー」「素敵なおふたりね～。モデルになるといいかもだわ。尊い」「仲良くくっついていてあったかそうでほっこりです」など、さまざまな声が寄せられています。

　癒やしあふれる光景を見せたのは、元保護ねこで茶トラの男の子「ちゃる」くんと、同じく元保護ねこでキジトラの女の子「めろ」ちゃんです。ちゃるくんとめろちゃんはともに1歳で、実のきょうだい。2匹とも甘えん坊でとても優しい性格ですが、めろちゃんは頭の良さを発揮するときもあるようです。

「ちゃるは、赤ちゃんの頃から本当に甘えん坊でお迎えしたときも手を差し伸べたらすぐ寄ってくる子でした。めろも甘えん坊ですが、どちらかというと頭が良い方で、フード入れのフタを口や手で開けます。また、寝るときにお布団に潜ろうと『ねーねー』と腕をトントンする合図をしてきたり、カメラを向けると怒った表情したり、感情を伝えるのもうまいです！」

　そんな2匹と飼い主さんは、知人を通じて出合いました。写真が送られてくるも、飼い主さんは当初、2匹をお迎えするのを悩んでいたといいます。

「高齢だった先代ねこの介護の経験があり、悲しみもまだあったので迷いました。ただ、あまりの小ささとかわいらしさ感動し、守ってあげたいと思い、お迎えを決意しました。 仕事のタイミングも良く、運命さえ感じました」

　今回話題になった写真は、休日の午後に撮影されたもの。ちゃるくんとめろちゃんは、お気に入りのクッションで仲良くぴったりくっついて寝ていることがよくあるそうです。息の合った様子から、2匹の絆の強さがうかがえます。

　そんな2匹がシンクロする姿には、「おしり愛」や「ねこ扇子」など、ユーモアのあるコメントもあり、飼い主さんはさまざまな反響があってとてもうれしかったといいます。

　ちゃるくんとめろちゃんは、お互いにかけがえのない存在。これからも、優しい飼い主さんと一緒に、穏やかで幸せな時間を過ごしてほしいですね。

○取材協力：meru（@meru3535）さん