みんなは乗らなくなったバイクどうする!? “その後”を実際にアンケートで調査してみた

AI要約

半数以上のバイク乗りが乗らなくなったバイクを持っていることがわかった。

環境の変化や故障などが主な理由でバイクを乗らなくなることが多い。

バイクの処分方法には業者への回収や売却が主な選択肢として挙げられており、約半数の人が処分する予定はないと回答した。

みんなは乗らなくなったバイクどうする!? “その後”を実際にアンケートで調査してみた

いきなりだが、皆様は“乗らなくなってしまったオートバイ”をどうしているだろうか。「故障してそのまま」「環境が変わった」「単に飽きてしまった」など降りた理由は様々だと思うが、気になるのはバイクの“その後”だ。

そこで株式会社NEXERがバイクリサイクルジャパンと共同で「乗らなくなったバイク」に関するアンケートを実施。インターネットを通じて全国473人のバイク乗りたちにアンケートを実施した。乗られなくなってしまったバイクたちを、保有者はどのようにしているのか、早速確認していこう。

文/Webikeプラス 編集部

NEXERは事前調査で「バイクを持っている・持っていた」と答えた473名の男女に向け、2024年4月10日~4月12日の期間にアンケートを実施。

いくつかの質問があったが、最初の質問である「今までに乗らなくなったバイクはありますか?」では51.2%が「ある」、48.8%が「ない」と答えた。乗らなくなったバイクを保有しているorしていたという人が半数以上という結果に。

続いて乗らなくなったバイクが“ある”と答えた人に向けた「そのバイクに乗らなくなった主な理由を教えてください」という項目では、「環境が変わって使用しなくなった」が63.2%、「バイクが故障した」が26.0%、「その他」が10.7%となった。

引っ越しなどの環境変化により、乗らないバイクが生まれてしまう人が最も多い模様。また、バイクが故障した際に「直す手間をかけるほどではない」「修理費をかけられない」といった理由で乗らなくなった人も少なくないのではないだろうか。

では、そのライダーたちは乗らなくなったバイクを実際どうのようにしているのだろうか。アンケートでは「業者に回収してもらった」が32.6%、「売却した」が32.2%との結果に続き、「友人や知人などに譲った」が21.9%となった。

業者に回収してもらったライダーに理由を聞くと、「動かなくなった」「もう乗れないほどの故障だったから」「売れないので」などの回答が挙がり、売却したライダーたちからは「持っていても劣化させるだけなので、だったらお店に売った方がバイクにも自分にも良いかなと思いました」「維持費がかかるから」「税金がかかる前に売却して少しでもお金にしたかった」といった声が見られる。

中には、9.5%のライダーが「そのままにしている」と回答しており、約一割もの車両が放置されていることが浮き彫りに。さらに踏み込んで「今後バイクを処分する予定がありますか?」と質問を投げかけたところ、52.2%が「ある」、47.8%が「ない」と回答。約半数が処分する予定はないと答えた。

「今後バイクを処分する予定がある」と答えたライダーたちは、「このまま放置していても仕方がないから」「ずっと乗らないのはもったいないから」とそれぞれの理由を吐露。逆に「今後バイクを処分する予定はない」というライダーたちは「価値が上がるので」「処分するのが面倒」「愛着があり処分出来ない」などの意見を挙げている。

現在はもう乗っていないというバイクを保有している人は、今一度愛車の今後を考えてみる価値はあるのではないだろうか。