口臭対策が簡単に!意外と知らなかった「正しい口のゆすぎ方」のコツ|美ST
オバ臭についてのケア方法が紹介されています。頭皮、口のケア方法など具体的な手順が示されています。
唾液の量を増やす運動や舌を使った口内磨き方法、口ゆすぎの効果的なやり方など、簡単に実践できるケア法が紹介されています。
口臭や体臭の気になる方に参考になる情報が記載されています。季節によるニオイの変化にも対応した内容です。
頭皮、脇、首、口…個人差はあるにせよ、年齢を重ねて徐々に気になる「オバ臭」。周囲にまでニオイを放っていないかと、気になっている美ST読者も多いはず。特に梅雨や夏にかけて臭気濃度はMAXに!専門家のみなさんに、パーツ別ケアを伺ったので、先手のケアで「オバ臭」レスを目指しましょう!
1.美唾液プッシュ運動
(1)指を折り曲げ顎下肉を摑む
人差し指と中指を軽く曲げフェイスラインを挟みます。顎下腺が刺激され、サラサラ唾液の量が増えます。
(2)顎先から耳下まで滑らせる
フェイスラインの骨を挟むように、耳下まで左右6回ずつ引き上げて。美肌ホルモンを含んだ唾液で肌不調も改善。
(3)耳上部のくぼみを10秒プッシュする
耳上部前にある小さなくぼみを指の腹で10秒押し、離すを繰り返します。サラサラの美唾液で口内をリフレッシュ。
ツボを押すだけで美唾液が出て、更年期のドライマウスの改善に!喉の渇きを感じたらこまめにプッシュ。
2.舌を回して口内磨き
(1)上顎に舌をつけてこする
上顎の前歯の裏に舌を押しつけるようにして、10回くらいスリスリこすりつけて舌の汚れを掃除。
(2)舌で歯茎をなめて唾液を出す
上前歯から口角、下の前歯と、舌で歯茎をなぞるように10秒かけて動かします。口の横は頰を押すイメージで。
(3)舌が届く範囲でしっかり動かす
逆回りも同じようにぐるりと1周ゆっくり動かします。唾液の分泌を促すほか、下半顔のたるみ改善にも期待。
舌の汚れをオフするエクササイズ。食後に行うと唾液が分泌され消化を促し、口内の簡単な掃除もできて一石二鳥。
3.すっきり口ゆすぎ
(1)ぬるま湯を口に含ませる
キャップ1杯(約20ml)のぬるま湯を口に含ませます。口の中を回すように10秒かけてゆすぎましょう。
(2)口の中全体に水を回す
ドラム洗濯機のように“ジュクジュク”と音を立てるくらい、口の中全体を20秒かけてしっかり水を回します。
(3)トータル30秒で吐き出す
30秒は長く感じますが、それだけで大きな汚れが落とせるので歯磨きの時間がないときに。1回すればOK。
口の中の汚れは幾重にもなっています。ぬるま湯で30秒、口ゆすぎをすることで大きな汚れを落とすことができます。
《衣装クレジット》
ワンピース¥46,200(ブランベール/ウールン商会)
2024年『美ST』6月号掲載
撮影/嶋野 旭〈人物〉、草間智博(TENT)〈静物〉 ヘア・メーク/RYO モデル/藤本恵理子 スタイリスト/二井里佳子 取材・編集/増野玲奈