マイカーの平均購入金額は266万円、世帯年収1000万円超に人気のボディタイプは?

AI要約

家計診断・相談サービス「オカネコ」がマイカーに関する意識調査を実施し、結果を発表

マイカー所有率や購入に関する不安、選好傾向などのデータを紹介

世帯年収別のボディタイプ選好や平均購入金額などについても言及

マイカーの平均購入金額は266万円、世帯年収1000万円超に人気のボディタイプは?

国内最大級の家計診断・相談サービス「オカネコ」を運営する400F(フォーハンドレッド・エフ)は、全国の『オカネコ』ユーザーの男女1226人を対象に「オカネコ マイカーに関する意識調査」を実施。回答結果をグラフと図表にまとめて発表した。

調査対象者のうち、マイカーがあると回答した人は70.4%だった。

年代別の所有率は、20代以下57.3%、30代65.1%、40代68.8%、50代72.7%、60代74.9%、70代以上81.9%と、全年代で所有率が半分を超え、年齢が高くなるほど所有率も高い結果となっている。

また、東京と大阪における所有率をみると、東京46.8%、大阪54.1%となっており、日本全体の中で特に交通網が発達しているエリアでも約半数がクルマを所有していることがわかった。

■約2人に1人がマイカー購入前の家計状況に「不安あり」

調査対象者の中から「マイカーがある/あった」または、「所有希望で購入検討を始めている」と回答した人へ「マイカーを購入するにあたり、家計の状況に対して不安はある/ありましたか」と質問したところ「不安がある/あった」と回答した人は50.1%(「すごく不安がある/あった」15.1%、「どちらかというと不安がある/あった」35.0%)となり、2人に1人がマイカー購入前の家計状況に不安があったことが判明した。

「不安がある/あった」と回答した人へ「不安があった上で、購入に至ったきっかけを教えてください」と質問したところ、「移動手段として、クルマが必ず必要だから」43.4%、「予算を捻出したから」30.6%、「中古車で希望価格に合う車を見つけたから」20.2%といった回答から順に多く上がり、必要に迫られマイカーを検討する中で、家計状況と鑑みながら工夫を凝らして購入へと繋げていることが推察できる。

■約3割が「軽自動車」を購入、世帯年収1000万円を超えると「SUV」が人気

調査対象者の中から「マイカーがある/あった」または「所有希望で購入検討を始めている」と回答した人へ「欲しい/持っていた/持っているクルマのボディタイプを教えてください」と質問したところ「軽自動車」32.6%、「コンパクト/ハッチバック」21.8%、「セダン」19.6%という順になった。

これを世帯年収別で見ると、400万円未満から1000万円未満の方は「軽自動車」を選択した人が最も多く(400万円未満44.6%、400万円以上600万円未満35.1%、600万円以上800万円未満30.6%、800万円以上1,000万円未満26.5%)、1000万円以上では「SUV」を選択した人が最も多いことがわかった(1,000万円以上1,200万円未満37.0%、1,200万円以上32.4%)。

後編では、マイカーの平均購入金額と、ボディタイプ別の購入金額や、平均維持費などについて紹介していく。

調査概要

調査名/オカネコ マイカーに関する意識調査

調査方法/WEBアンケート

調査期間/2024年4月27日(土)? 2024年5月6日(月)

回答者/全国の『オカネコ』ユーザー1,226人

回答者の年齢/20代以下5.5%、30~39歳17.0%、40~49歳25.9%、50~59歳30.4%、60~69歳15.3%、70歳以上5.9%

回答者の世帯年収/400万円未満28.1%、400万円以上600万円未満20.1%、600万円以上800万円未満15.3%、800万円以上1000万円未満12.1%、1000万円以上1200万円未満4.8%、1200万円以上9.6%、わからない10.0%

関連情報

https://okane-kenko.jp/

構成/清水眞希