40代50代、「更年期」悩みのレベルがわかる10の質問。“ホットフラッシュ”に効くセルフケアも

AI要約

40代から50代で起こる体のだるさ、不眠、イライラ…更年期症状に関する10の質問と対処法について解説。

更年期悩みのレベルをチェックし、規則正しい生活や運動を意識することで改善できる場合もある。

更年期によくあるホットフラッシュに効く生活習慣やツボの紹介も。

40代50代、「更年期」悩みのレベルがわかる10の質問。“ホットフラッシュ”に効くセルフケアも

40代から50代で起こる体のだるさ、不眠、イライラ…「これって更年期症状?」と悩む人も多いはず。そこで、10の質問であなたの更年期指数をチェックします。簡単な質問で更年期悩みのレベルを「見える化」できるリストを、産婦人科専門医の高尾美穂先生に教えてもらいました。併せて知りたい更年期のホットフラッシュに効く生活習慣を高尾先生、ツボを目白鍼灸院院長の柳本真弓さんに聞きました。

まずは10の質問に答えるだけであなたの更年期悩みを明らかにしましょう。なにが不調かハッキリすれば、おのずと改善方法が分かります。

悩みのレベルを「無・弱・中・強」の4段階でチェックできます。

合計が50点以下の人は、規則正しい食生活や適度な運動を意識して、無理せず生活しましょう。51点以上の人は、医師による生活指導、カウンセリング、薬物療法が有効です。婦人科受診をおすすめします。81点以上の人は、精密検査で方針を決め、長期的な治療を行う必要があります。

体が突然熱くなったり、汗が止まらなかったりするのは、更年期に起こる代表的な不調。

「ただでさえ暑い夏は、余計につらく感じるかもしれません。自律神経の乱れが原因なので、リラックスを心がけて」(高尾先生)

「“清熱のツボ”といわれ、上半身の熱を冷ます作用がある『曲池(きょくち)』はホットフラッシュや汗が止まらないときに有効です」(柳本さん)。

大腸にも作用し、便秘や皮膚のかゆみを改善する効果も。

ひじの外側にあり、ひじを深く曲げたときにできるシワの先端あたり。指で押したときにくぼんでイタ気持ちいい感じがする場所。

皮膚に対して垂直に、指を押し込むようにやや強めに押します。5秒ほどかけてゆっくり押すのを、左右各5回行って。

生活習慣の見直しは、今後の健康的な生活を維持するうえで重要です。

「暮らしに無理なく取り入れられるので、ぜひ実践を」(高尾先生)。

ミントの香りには、イライラした気持ちを落ち着けたり、体の熱を冷ます作用が。「ミントティーを飲んだり、ハンカチなどにハッカのオイルを吹きかけて香りをかぐとリラックスし、汗やほてりが落ち着きます」