更年期の「だる重疲れ」スッキリ解消!自律神経改善プログラム「朝昼編」【医師監修】

AI要約

自律神経の乱れがいかに身体に影響を与えるかを詳しく解説。更年期世代の不調に焦点を当て、朝と昼の生活リズムが整える方法を紹介。

朝昼夜の生活リズムを整えることが自律神経のバランスを整える最適な方法であることを強調。

自律神経のスイッチをスムーズに切り替えるための朝昼のルーティンを具体的に提案。

更年期の「だる重疲れ」スッキリ解消!自律神経改善プログラム「朝昼編」【医師監修】

眠りが浅い、疲れが取れない、だるい…。そんな“なんとなく不調”は、自律神経の乱れが原因かもしれません。特に更年期世代は、自律神経のバランスが乱れやすく、さまざまな不調を招きやすくなります。今回はそんな自律神経を整える生活習慣をご紹介します。

1960(昭和35)年、埼玉県生まれ。順天堂大学医学部卒業、同大学院医学研究科修了。ロンドン大学付属英国王立小児病院外科、アイルランド国立小児病院外科での動務を経て、現職。自律神経研究の第一人者として、トップアスリートや文化人のコンディショニング、パフォーマンス向上の指導に携わる。日本スポーツ協会公認スポーツドクター。日本初の便秘外来を開設し、腸内環境を整える食事や運動などの生活習慣の指導にも取り組む。『なんとなくだるい、疲れやすいを解消する! 自律神経について小林弘幸先生に聞いてみた』(Gakken刊)など著書多数。

「最近、体がだる重い」「なんだかやる気がでない」……。そんな“なんとなく不調”は、自律神経の乱れから起きているかもしれません。 

特に50代女性は、仕事や介護などに追われ、不規則な生活になりがち。しかも更年期を迎えるため、自律神経のバランスが乱れやすく、慢性疲労や不眠などさまざまな不調を招きやすくなっています。

>>もしかして「自律神経失調症」?セルフチェックはこちら!

ですが、自律神経を整えるのためには、難しいことも、特別なことも必要ありません。

「自律神経を整えるための一番のカギは、生活リズムを一定にすること。そして、一日の活動の中で、自律神経(交感神経と副交感神経)のスイッチをスムーズに切り替えることです」と、順天堂大学医学部教授の小林弘幸さん。

実は朝・昼・晩の生活リズムを整えるだけでも、2週間ほどで自律神経のバランスが整い、それに伴うさまざまな不調も改善が期待できるといいます。

そこで自律神経がみるみる整う、朝昼夜にオススメのルーティンをご紹介します。

前編は、朝と昼のルーティンです。