ピアノ演奏もゲームプログラミングも独学でこなす二刀流!小学5年生のマサキくんの学びの姿勢は「常に優先順位を意識すること」現在、絶対音感になれる学習ゲームアプリを制作中!

AI要約

6歳の天才ピアニストマサキくんのストーリー。絶対音感を身につけるための工夫や日々の練習方法、父親のサポートについて明かされる。

マサキくんは朝晩の30分ピアノ練習を欠かさず行い、スケール練習を重視。父親がプログラムを組んでサポートし、集中力や音の強弱にも気を配る。

時には怒られることもあるが、マサキくんは毎日成長し、ピアノとプログラミングの二刀流を楽しんでいる。

ピアノ演奏もゲームプログラミングも独学でこなす二刀流!小学5年生のマサキくんの学びの姿勢は「常に優先順位を意識すること」現在、絶対音感になれる学習ゲームアプリを制作中!

鬼滅の刃の主題歌「紅蓮華」をピアノ演奏する動画を6歳の時にアップし、大きな話題となったマサキくん。この動画は自身のYouTubeチャンネル「マサミサTV」で公開し、218万回再生という脅威の数字を叩き出しています。これまでの累計再生回数はなんと642万回越え!(2024年5月現在)。

現在は小学5年生、ピアノ演奏だけでなく、スマホゲームのプログラミングも行っており、まさに二刀流の才能を開花させています。

独学で学んだとは思えない、マサキくんのピアノ演奏力と、スマホゲームのプログラミング。

いつから、どのように身につけていったのか? マサキくんの自主性に合わせたお父さんのこれまでのサポート術も合わせて聞いてみました。

–マサキくんがピアノに興味を持ったきっかけは、何かあったのですか?

マサキくん:小さい頃から家に電子ピアノがあって、はじめはそれをじゃんじゃん適当に弾いていました。3歳頃からだったと思います。

–お父さんが元々ピアノを弾く方だったのでしょうか?

お父さん:いや、私は弾けないです。でもトランペットをやっていて、ピアノも弾けるようになりたいと思って買ってあったもので遊ばせていました。

私はトランペットをやっているときから常々「絶対音感ってすごいな」と思っていまして、自分の子どもには絶対音感をつけさせてあげたいなと思っていたんです。

–マサキくんに絶対音感をつけるために、実際にはどんなことをされたんですか?

お父さん:マサキが赤ちゃんの頃、寝かしつけでBGMにテンポ60の正しいコードを流しながら、それに合わせて「ドミソミド~♪」とか僕が歌っていました。それを欠かさずやっていたらいつの間にかリズム感抜群の絶対音感になってくれたんですね。

絶対音感は私が調べた限りですが、小学生低学年くらいまでにしか身につかないと聞いていたので、それまでにできることなら与えてあげたいなと思い、いろいろ試してみました。結果としていろいろなことが得意になってくれたなという印象です。

–今、ピアノは1日にどのくらい練習をしているんですか?

マサキくん:朝起きて、ピアノを30分練習してから学校に行きます。学校から帰ったらまず宿題を終わらせて、そのあとゲームのプログラミングをして、夜にまたピアノを30分練習します。プログラミングはその日、時間がある分だけやっています。ピアノはたまにもっと長くやるときもありますけど、だいたい朝・夜合わせて1日1時間くらいですね。

毎日必ず朝と夜はスケール練習(ピアノの基礎練習の1つ)をします。朝はメジャーのスケール、夜はマイナーのスケール(ハーモニックマイナースケール)練習です。

お父さん:ピアノの練習はそんな風に習慣にしていますね。私が何も言わなくても時間になったらはじめます。

全調を一度にやろうとすると時間がかかってしまうので、曜日ごとに分けて月曜はドとドの♯、火曜日はレとレの♯とか曜日で分けたりしています。できるだけ1週間で一周するようローテーションしていくプログラムを私が考えています。

耳コピーするときの事を想定して、聞いたらすぐ調で演奏できるとか、そういったことを考えて練習した方がいいよ、というアドバイスはすることがありますね。

–ピアノのレッスンをする上で、何か気をつけていることはありますか?

マサキくん:強くなったり弱くなったりしない、早くなったり遅くなったりしない、長くなったり短くなったりしないことです。

お父さん:ピアノの弾き方の話ですね。スケールの練習でもそうですが、ただやるだけだったらあまり意味がないと思うんですよ。自分でとにかく音を聞きながら、音の強さや速さがバラバラにならないよう意識して弾けるといいねと話しています。

–レッスンでお父さんに注意されたり、怒られたりすることはあるんですか?

マサキくん:演奏の時に集中しないで、適当にじゃんじゃんピアノを弾いているときは怒られます!

お父さん:何も考えずにただやるっていうのが一番よくないなと思っているんですね。子どもも忙しいので、限られた貴重な時間を大切にして欲しいなと。色々な事に挑戦できるゆとりが持てるよう、集中してレッスンできるといいなと思います。