ファミリーマート店舗の「FamilyMartVision」のクリエイティブ視線検知調査を実施

AI要約

ファミリーマート店舗内のデジタルサイネージメディア「FamilyMartVision」のクリエイティブに視線検知調査が行われた。

画面活用のパターンや視線の動向について詳細な分析が行われ、効果的な活用方法が示唆された。

調査は20~59歳の男女を対象に行われ、ゲート・ワンにはファミリーマートが出資している。

ファミリーマート店舗の「FamilyMartVision」のクリエイティブ視線検知調査を実施

コンビニエンスストアのファミリーマート店舗内のデジタルサイネージメディア「FamilyMartVision」を運営するゲート・ワンは、FamilyMartVisionのクリエイティブに対する視線検知調査を実施した、と5月30日発表した。FamilyMartVisionは3画面でさまざまな表現ができるが、動画がメーン画面、静止画がサブ画面の位置付け、と改めて確認した。

FamilyMartVisionの画面活用は(1)3画面を横長の1つの画面にした動画(2)真ん中に静止画・左右両画面で動画(3)真ん中で動画・左右両画面で静止画(4)3画面同一動画--のパターン。視聴全体では、真ん中の画面に無意識に視線が向く▽動いているものに視線が動く▽冒頭の数秒は画面状況を理解するために3画面全体を視線が動く--特徴がみられた。

4パターンのうち(1)は画面の動きに合わせて横断的に視線が動き、(2)は真ん中と左右どちらかを合わせた2画面に視線が落ち着いて視線は動画と静止画を行き来し、(3)は視線の多くが真ん中の動画に集中、(4)はほぼ真ん中の画面に視線が固定された。さまざまなケースで最も効果が発揮しやすいのが(1)で、伝えたい要素が多い場合は(2)が効果的という。

(3)は主に動画に視線を集中させたい場合に向いていて、静止画はブランド名や商品など簡素な内容が適している。動画に集中させたいのなら(4)も有効な選択肢で、既存の素材が利用できるのも利点となる。調査は、首都圏在住の20~59歳の男女を対象に1月11、12日に行った。回収サンプルは98人。ゲート・ワンにはファミリーマートが出資している。