Apple、セキュリティ更新を実施 ~iOS、macOS、watchOS、tvOS、visionOSなどが対象

AI要約

米Appleはセキュリティアップデートを実施し、様々な製品に対応した。

脆弱性の影響は様々で、ユーザー情報の漏洩やサービス運用妨害などのリスクがある。

悪用報告はないが、迅速な対応が求められている。

Apple、セキュリティ更新を実施 ~iOS、macOS、watchOS、tvOS、visionOSなどが対象

 米Appleは9月12日(現地時間)、セキュリティアップデートを実施した。「iOS 18」「iPadOS 18」や「iOS 17.7」「iPadOS 17.7」のほかにも、多くの製品が対象となっている。

・macOS Sequoia 15(79件)

・macOS Sonoma 14.7(37件)

・macOS Ventura 13.7(30件)

・Safari 18(3件)

・Xcode 16(3件)

・iOS 18/iPadOS 18(33件)

・iOS 17.7/iPadOS 17.7(16件)

・tvOS 18(11件)

・tvOS 17.6.1(CVE番号が割り振られた脆弱性なし)

・watchOS 11(11件)

・watchOS 10.6.1(CVE番号が割り振られた脆弱性なし)

・visionOS 2(15件)

 脆弱性の影響は製品によってさまざまだが、ユーザー情報の漏洩、プライバシー設定のバイパス、ファイルシステムの保護回避、任意ファイルの書き込み、サービス運用妨害(DoS)などにつながる恐れがある。現在のところ、いずれも悪用の報告はないようだが、できるだけ早い対応が望ましい。