発売前の「iPhone 16」海外では売れ行きに良い兆候?発表後に下取り件数が3割増、買い替え需要など後押しか

AI要約

アップルはiPhone 16シリーズを発表し、消費者の関心が高まっている。

下取り需要が大幅に増加し、iPhone 16が好調な滑り出しを示している。

最新のiPhone 16シリーズには新機能が搭載され、日本でも予約受付が開始された。

アップルは先日、新製品発表イベントにて新型「iPhone 16」シリーズを発表したが、消費者の間では購入に対して例年より高い関心を集めていることが示唆されている。米国の携帯電話買取比較サイト「SellCell」はiPhone 16発表後の2日間における下取り需要が前年のiPhone 15発表時と比較して大幅に増加した。

SellCellのサービス内データによると、具体的には下取り台数が28.8%増、下取り金額が38%増となっており、発表から最初の2日間で下取り売上高が増加しているという。その他社内データでは、この傾向が2021年のiPhone 13発売以来最も顕著なものになっていることも伝え、「iPhone16がAppleにとって良い発売になるという初期の前向きな兆候を示している」と分析している。

買取の内訳としては、iPhone 15 Pro Maxユーザーからの下取り申し込みが全体の27.2%を占め、最多となっている。これは、販売を終了すると発表したことも同モデルのユーザーがiPhone 16 Pro Maxへの乗り換えを急ぐ要因となっている可能性があるようだ。

SellCellが事前に実施した調査では、既存のiPhoneユーザーの62%が将来的にiPhone 16へのアップグレードを検討すると回答しており、今回も消費者の購買意欲を刺激していると考えられ、好調な滑り出しにも期待されている。

日本でも13日より各キャリアでも予約受付を開始したiPhone 16シリーズには、「アクションボタン」俄然モデルに搭載され「カメラコントロールボタン」も登場、最新のA18チップ、Apple Intelligence対応を行うなど新機能が見受けられた。一方で、Apple Intelligenceについては日本語対応が25年以降と発表されており、期待度などは諸外国との状況にも違いが生じる可能性もある。