パナソニックの特許調査支援サービス「PatentSQUARE」、知財情報の可視化・分析をBIで支援する新機能を提供

AI要約

パナソニックは特許調査支援サービス「PatentSQUARE」に新機能「知財BIダッシュボード」を提供開始。

新機能では特許情報の検索・分析を効率化し、分析目的ごとに11種類のテンプレートを提供。

社内分類文献の分析やAI自動分類機能も組み合わせ可能。特別価格キャンペーンも実施中。

パナソニックの特許調査支援サービス「PatentSQUARE」、知財情報の可視化・分析をBIで支援する新機能を提供

 パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社(以下、パナソニック)は10日、特許調査支援サービス「PatentSQUARE」において、知財情報の可視化・分析をBIで支援する新機能「知財BIダッシュボード」を提供開始したと発表した。

 PatentSQUAREは、さまざまな技術・開発現場で活用されているパナソニックの調査ノウハウをシステム化した特許調査支援サービス。知財担当者だけでなく、調査ノウハウを持たない現場の技術者・開発者にも使いやすいことをコンセプトに開発されているという。

 新機能の「知財BIダッシュボード」は、特許情報の検索・分析対象となる母集団の作成から分析まで、他のツールや画面を介することなく、PatentSQUARE上のみで完結できる新機能。

 「プレイヤーの推測、および出願数の年ごとの推移を比較したい」「技術の開発課題などを推測したい」「技術の成長性を推測したい」など、分析目的別にグラフを描画する11種類のテンプレートが提供されており、分析対象を決めるためのデータ収集、整理にかかる時間が短縮されるとした。

 また、社内で独自に分類を付与した文献の分析も行え、「AI自動分類」機能(SDI×評価)と組み合わせることにより、独自分類の付与と日常的な競合分析を省力化可能。さらに、最大100万件までの分析に対応しているので、網羅的な調査を行える点も特徴としている。

 なおパナソニックでは、PatentSQUAREのコーポレート型・クラウド型を契約する企業などを対象に、初年度の月額利用料を最大50%引きの特別価格で提供するキャンペーンを開始した。期間は12月25日のパナソニック問い合わせ分まで。