ACASチップをICカード化する「アカシックカード」にVer1.1の新バージョン

AI要約

ACASチップをICカード化できる「アカシックカード Ver1.1」が登場。価格は3,200円。コネクタ位置調整のマイナーチェンジを行った。

「ACASカード化」したカードを使用することでPCでも録画・再生が可能になる。暗号化解除は行わず、B-CASカード機器では利用できない。

活用方法や注意事項についての取材協力先はShigezoneとKVC lab.。

ACASチップをICカード化する「アカシックカード」にVer1.1の新バージョン

 ACASチップをICカード化できるという「アカシックカード」のマイナーチェンジモデル「アカシックカード Ver1.1」が登場。KVC lab.とShigezoneで販売が始まっている。店頭価格は3,200円。

 アカシックカードは、ACAS仕様のチューナーからACASチップモジュールを取り出し、アカシックカードに接続すると、“ACASカード化”できるという変換カード。

 今回の「Ver1.1」は「コネクタ位置を微調整した」(KVC lab.)というマイナーチェンジモデル。カード上にUSB microBコネクタと8ピンソケットを備えている点は従来品(Ver1.0)と同じで、「従来品を購入した人が新たに購入する必要は無い」(同)とのこと。

 “ACASカード化”したカードの利用方法について、KVC lab.では「4K/8K放送で使用されるACAS方式の場合、内蔵したチューナーでしか録画・視聴ができないが、このカードを利用すればPCでも録画・再生ができるようになる」(再生ソフトやチューナーカードは別途必要)と案内している。

 なお、録画した番組の暗号化解除などは行っていないため、「単に録画・視聴環境がPCに変わるだけ」(KVC lab.)となる。また、「B-CASカード機器に挿しても基本的には利用はできない」(同)とのこと。

[取材協力:ShigezoneとKVC lab.]