これお吸い物じゃないの? →違います。二度見不可避な“お吸い物”に「CGかと思った」と反響。湯気まで立ってるのに…!?

AI要約

木彫りアーティストが作成した木彫りのお吸い物が話題になっています。お椀には透き通ったお吸い物が入っており、水面には三つ葉やかまぼこが浮かんでいます。しかしながら、実際には全て木彫りで作られており、裏を返すと木材そのものが表れます。お椀を動かしても水が揺れず、お吸い物は再度具材を入れることで復活する仕掛けが施されています。

木彫りアーティストは2021年に趣味として木彫りを始め、2023年にプロとして活動を開始しました。その後、展覧会や作品集、絵本の出版など幅広い活動を行っています。今回の木彫りのお吸い物はCGと見紛うほどのリアリティで話題を呼んでいます。

反響も大きく、SNS上では「お汁が見えるのに入ってない!」「透明なお出汁に違和感がない」「最初CGかと思ってごめんなさい」などのコメントが寄せられています。木彫りの技術に驚きを隠せない人も多いようです。

これお吸い物じゃないの? →違います。二度見不可避な“お吸い物”に「CGかと思った」と反響。湯気まで立ってるのに…!?

え、これ本物じゃないの? 湯気立ち上る“木彫りのお吸い物”が話題です。

木彫りアーティストのキボリノコンノさん(@kibori_no_konno)が8月23日、「最高傑作」と称する作品を投稿したところ、X(旧Twitter)上で約4.8万件の「いいね」が集まりました。

「最高傑作ができました!」という言葉と共に投稿されたのは、約30秒の短い動画です。木製のお椀には透き通ったお吸い物がよそわれています。

お椀の底にはかまぼこが2切れ。水面には三つ葉が浮かんでいます。うっすらと湯気も立ち上っていて、おいしそうです。

突然、親指と人差し指で三つ葉をわし掴みにしたキボリノコンノさん。バラバラに浮いていたはずの三つ葉が、全て同時に持ち上がります。

裏返してみると、裏面は木材そのもの。散らばっていた茎も実際にはくっ付いていたようです。かまぼこも取り出してみると、三つ葉同様に裏側は着色されていない木材でした。

残ったお椀を動かしてみても、水が揺れることすらありません。お椀に入っている汁の水面も、立ち上る湯気も、着色されたものだったのです。

再び具材をお椀に入れていくと、おいしそうなアツアツのお吸い物が復活しました。

キボリノコンノさんは「木彫りの『お吸い物』です」「透明な汁から湯気まで木彫り&着色で表現しました」と説明しています。

本物にしか見えない“木彫りのお吸い物”には、

「水面が気になって最後まで見入ってしまいました」

「お汁が見えるのに、入ってない!!」

「透明なお出汁に違和感がない……。どうなってるんだあw」

「最初CGかと思ってごめんなさいm(_ _;)m」

など、たくさんのコメントが寄せられました。

2021年にコロナ禍の趣味として木彫りを始めたキボリノコンノさんは、2023年4月からプロの木彫りアーティストとして活動を開始。

全国での展覧会に加えて、作品集『キボリアル』(玄光社)、木彫りクイズ絵本『どっち?』(講談社)、写真絵本『なにができる?』(PHP研究所)を出版しています。

今回の“木彫りのお吸い物”が完成したのは6月23日のこと。動画を撮影したのは8月23日だそうです。