「お見立てAI」で年賀状デザイン選びがらくらく「筆まめ」「筆王」「宛名職人」最新版

AI要約

ソースネクスト(株)がAIによるデザイン提案サービスが使える年賀状ソフトを発売

各製品には新機能「お見立てAI」が搭載され、最適なデザインを選ぶのが簡単になっている

「筆まめVer.35」「筆王Ver.29」「宛名職人 Ver.31」がそれぞれ特徴や価格、機能のアップデートなどが紹介されている

「お見立てAI」で年賀状デザイン選びがらくらく「筆まめ」「筆王」「宛名職人」最新版

 ソースネクスト(株)は8月22日、シリーズ初となる、AIによるデザイン提案サービスが使える年賀状ソフト「筆まめVer.35」「筆王Ver.29」「宛名職人 Ver.31」を発売した。同社サイト上でダウンロード版の販売が開始されており、パッケージ版は9月3日発売予定。

■ AIでデザイン選びがらくらく「お見立てAI」

 今回の最新バージョンでは、各製品に新機能「お見立てAI」を搭載。以前作った年賀状デザインや好みのデザインのイメージを伝えると、AIがユーザーの趣向を類推しておすすめのデザインを選んでくれるというもので、数多くの中から最適な年賀状デザインが選びやすくなっている。

 なお、本サービスはWebブラウザーで利用可能。年賀状ソフトを持っていない人でも試すことができるとのこと。

■ 「筆まめVer.35」「筆まめVer.35 アップグレード・乗換版」

・価格

「筆まめVer.35」:6,490円(ダウンロード版/パッケージ版)

「筆まめVer.35 アップグレード・乗換版」:3,960円(ダウンロード版/パッケージ版)

 販売本数25年連続第1位を獲得したソースネクストの「筆まめ」には毎年、日本の伝統的な美しさをテーマにしたデザインが収録されており、「Ver.35」では葛飾北斎の代表作「富嶽三十六景」を収録。なかでも富嶽三十六景(神奈川沖浪裏)は新紙幣のデザインとしても採用されている。

 また、年賀状だけでなく1年中使えるデザイン・イラストを45万点収録。干支デザイン・イラストは十二支すべてが収められている。2025年8月31日まで利用可能。

 ほかにも、自分から送った年賀状じまいも送受記録に登録できるようになった。記録しておけば来年以降の送付確認が楽になる。

■ 「筆王Ver.29」

・価格:3,960円(ダウンロード版/パッケージ版)

 「筆王」は、高品質な年賀状をラクに作れる手頃な年賀状ソフト。そのまま使える素材30万点に加え、オリジナルのデザインを作れるツールとガイドブックなども収録し、初めてにも乗換の人にもおすすめなソフトとなっている。

 今回、巳年デザイン含む新素材1,000点を追加。その中から選び抜かれた特選素材を、今年は6つのカテゴリに分けて収録している。

 機能面では、QRコードでスマホの写真を簡単に「筆王」に転送できるようになった。スマホで撮った思い出の写真を年賀状デザインに使うことができる。

 また、送受記録に「送った」「受け取った」「喪中を受け取った」などを年ごとに記録可能に。年賀状じまいも記録できるので、もらった年賀状の取り込み方法が便利になっている。

 ほかにも、手書き風ツールが横書きにも対応し、読みやすい年賀状を作れるようになっている。

■ 「宛名職人 Ver.31」

・価格

「宛名職人 Ver.31」:8,690円(ダウンロード版/パッケージ版)

「宛名職人 Ver.31 アップグレード版」:7,590円(ダウンロード版)

 「宛名職人」は1993年の発売以来、Mac用年賀状作成ソフトの定番として親しまれ、14年連続販売本数第1位を誇る。

 今回のバージョンでは、今秋リリース予定の「macOS Sequoia」への対応を保証。巳年をテーマにした年賀状デザイン1,000点以上を追加したほか、宛名の詳細情報をダブルクリックで表示できる、一覧印刷のウインドウの改善など、使いやすさ・分かりやすさの改善が行なわれている。

■ 「宛名職人 2025 Premium」

・価格:2,970円(ダウンロード版)

 「宛名職人 2025 Premium」は、Windowsユーザー向け「宛名職人」の最新版。差出人の登録や住所録の準備など、画面に沿って進めるだけですぐにはがき作成が完了する。巳年の年賀状デザインなど、新着デザインテンプレート1,000点以上が追加されている。