iPad向け絵コンテアプリ「DROMI」プレビューしながらセリフやメモのタイピングが可能に
フェンリルはiPad用無料アプリ「DROMI」の大型アップデートを実施しました。DROMIは絵コンテやビデオコンテ制作に特化したアプリで、新機能の追加や使いやすさが強調されています。
今回のアップデートでは、ストーリーボード表示画面の追加やセリフやコメントの記入が可能になり、より直感的な絵コンテ制作が実現されました。
Apple PencilやiPadのキーボード操作による入力も可能で、作品は複数形式で保存・共有できるなど、制作環境がさらに向上しています。
フェンリルは絵コンテやビデオコンテを制作できるiPad用無料アプリ「DROMI」の大型アップデートを実施した。
フェンリルは8月22日、iPadひとつで絵コンテやビデオコンテを制作できる無料アプリ「DROMI（ドローミ）」の大型アップデートを実施した。
DROMIは、ストーリー性のある映像制作を始める前に、頭にある構成を直感で整理するためのiPad専用の絵コンテ制作アプリ。2024年1月にリリースされ、絵コンテ制作に特化した機能と、思わず描きたくなるデザインを追求されていることから利用者に好評という。
今回のアップデートでは、「ストーリーボード表示画面」の切り替えと、セリフやコメントを書き込めるメモ欄が新たに追加された。これまではタイムライン表示のみだったが、新たに追加したストーリーボード表示画面に切り替えることにより、シーンに合わせてセリフやコメントなどの情報を書き込めるようになり、今まで以上に絵コンテ制作におけるイメージの書き出しがテキストで手軽にでき、シーンの動きや構図をより明確に伝えられるようになる。
ストーリーボード制作は、Apple Pencilのスクリブル入力やiPadのキーボード操作による文字のタイピングも可能。描いたらすぐにプレビュー再生でき、音楽に合わせたシーンの切り替えや、動く映像で効果を確認しながら簡単に調整できる。作成した作品は用途に合わせてさまざまな形式（MP4・PDF・PNG）で保存、共有が可能。
価格は無料、iPadOS 17.0以降に対応する。
文● Ykm/s 編集●ASCII
