[エンタメ環境向上計画] □車内オンライン化□を実現する4つの方法を紹介!

AI要約

車内のエンタメ環境を充実させる方法として、市販のカー用機器を使用して車内オンライン化を実現する4つの主なやり方が紹介されている。

1つ目は、カロッツェリアの『サイバーナビ』を使用し、ドコモのインターネット接続サービスを利用可能。料金プランは3種類あり、停車中でも無制限で使える。

2つ目の方法は、カロッツェリアの『楽ナビ』を使用するが、停車中の使用に制限がかかる点が異なる。エンジンオンでの走行前の停車時や走行後の停車中に2時間まで通信可能。

[エンタメ環境向上計画] □車内オンライン化□を実現する4つの方法を紹介!

車内のエンタメ環境が充実すると、ドライブがもっと楽しくなる。当連載では、それに関する最新事情を多角的に発信している。第7回目となる当回では、「車内オンライン化」をテーマに据えてお贈りする。

市販のカー用機器を使って車内オンライン化を実現する主なやり方は4つある。では早速、それぞれがどのような方法なのかを説明していこう。

まず1つ目は、カロッツェリアの『サイバーナビ』を使うというものだ。サイバーナビでは、同梱の、または別売の「ネットワークスティック」を使うことでドコモが提供しているクルマ向けのインターネット接続サービス「docomo in Car Connect」を利用可能だ。

なお同サービスの料金プランは3タイプある。「1日プラン」(税込:550円)、「1か月プラン」(税込:1650円)、「365日プラン」(税込:1万3200円)、これらだ。なおそれぞれ日数の制限はあるものの、その期間内であれば通信量は無制限で使える。サイバーナビの本体代を勘案せずに通信費だけで考えると、一般的なモバイルWi-Fiと比べて割安だ。しかも停車中でも無制限で使える。なのでキャンプや車中泊に行ったときにも重宝する。

2つ目の方法は、同じくカロッツェリアの『楽ナビ』を使うというものだ。楽ナビも2023年モデルから「docomo in Car Connect」が使えるようになっている。

ただし、サイバーナビとは異なる点が1つある。それは停車中の使用に制限がかかることだ。いずれもエンジンオンの状態で走行前の停車時には2時間まで、走行後の停車中にも2時間までは通信可能だが、それ以降は停車のままでは通信ができない。

とはいえ、2時間繫がっていれば大概のことはできるはずだ。映画の続きを観たいと思っても2時間あれば最後まで問題なく観られるだろう。オンライン会議に出たいときにも2時間あればことたりる場合は多い。

ところでサイバーナビと違いが出るのは、楽ナビがスタンダードナビだからだ。そもそもハイエンドナビでしか可能でなかったスペシャルなサービスを広く利用できるようになったかわりに、多少の制限が掛かることとなったというわけだ。