GitLab、「GitLab CI/CD Steps」発表--DevSecOps自動化向けプログラミング言語

AI要約

GitLabは、DevSecOps自動化向けプログラミング言語「GitLab CI/CD Steps」を発表した。

GitLab CI/CD Stepsは、CI/CDパイプラインで再利用可能で構成可能な要素で、複雑な自動化ワークフローを容易に作成する。

 CI/CD Stepsは現在、ベータ版を2024年後半にリリース予定だとしている。

GitLab、「GitLab CI/CD Steps」発表--DevSecOps自動化向けプログラミング言語

 GitLabは米国時間8月6日、DevSecOps自動化向けプログラミング言語「GitLab CI/CD Steps」を発表した。

 GitLab CI/CD Stepsは、GitLabのエンジニアが考案したコンセプトで、GitLabの継続的インテグレーション(CI)パイプライン構成で参照でき、CIジョブの再利用可能で構成可能な要素だと同社は説明する。複雑な自動化ワークフローをGitLab内で容易に作成することを可能にする。

 現行の「GitLab CI/CD」の実行メカニズムやCI/CDコンポーネントカタログと併用することで、複雑なCI/CDワークフローの作成と保守に向けてさまざまな可能性が開かれると同社はいう。

 重要な機能としては再利用性がある。GitLabとしては、CI/CD Stepsの一般提供時に、稼働中のCI/CDジョブをただちにCI/CD Stepsにリファクタリングするよう提案することを考えていない。代わりに、ユーザーは、CI/CD Stepsを導入することで複雑なパイプラインワークフローを最適化し、複数のパイプラインで作成したCI/CD Stepを再利用する機会を得ることになると同社は述べる。

 CI/CD Stepsは現在、ベータ版を2024年後半にリリース予定だとしている。