ウォッチガード、脅威検知およびレスポンスソリューション「ThreatSync+ NDR」を発表

AI要約

ウォッチガードはThreatSync+ NDRとWatchGuard Compliance Reportingのリリースを発表した。ThreatSync+ NDRはクラウドネイティブのAIを活用した脅威検知ソリューションで、高度なAI検知エンジンを使用して脅威の監視、検知、修復を自動化する。

これにより、オープンXDRソリューションの導入によってネットワークトラフィックの可視化が可能になり、大手企業でも使用できるようになった。

WatchGuard Compliance Reportingはネットワークコントロールのレポート作成を容易にし、NIST、ISO、CISA、Cyber Essentialなどの基準に準拠したコンプライアンスレポートも提供する。

 ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社(以下、ウォッチガード)は26日、「ThreatSync+ NDR」と「WatchGuard Compliance Reporting」のリリースを発表した。

 ThreatSync+ NDRは、クラウドネイティブのAIを活用した、オープンネットワークの脅威検知およびレスポンスソリューション。高度なAI検知エンジンを使用して、脅威の継続的な監視、検知、修復を自動化および簡素化する。

 また、膨大な量のネットワークフローのノイズを排除し、対処が最優先される重要なリスクと脅威を迅速かつ効率的に検知する。このオープンXDRソリューションにより、これまで自社でセキュリティオペレーションセンター(SOC)を運用している大手企業のみが可能であった、全方位におけるネットワークトラフィックの可視化を実現する。

 ThreatSync+ NDRは、ウォッチガードが2023年に買収したCyGlassの主要技術である、二重構造のニューラルネットワークアプローチを採用した高度なAIエンジンを利用している。ThreatSync+のAIエンジンは、異常な振る舞いを相関分析し、リスクをスコアリングするとともに、優先順位付けされたインシデントとして表示する。

 これにより、マネージドサービスプロバイダー(MSP)やITセキュリティ担当者は、インシデントのロケーション、デバイス、ユーザー、タイムラインを含む直感的なダッシュボードを利用できるようになり、最も重要な脅威に焦点を当てて、軽減策に関するガイダンスをレビューし、最終的に組織をより安全に保護できる。

 WatchGuard Compliance Reportingは、ThreatSync+ NDRにおける膨大な数のネットワークコントロールを有効化し、自動または手動のレポートを作成できる。NIST、ISO、CISA、Cyber Essentialの基準に沿って定義されたネットワークコントロールを、導入時に容易に有効できる。

 WatchGuard Compliance Reportingにより、ITチームとコンプライアンスチームは、これらの基準に基づいた規制法に関するレポートも作成できる。すぐに利用できるコンプライアンスレポートは、FFIEC、NIST-171、CMMC、GPDR、IEEE、その他多数に対応する。また、レポートはサイバー保険会社によって課されるカスタム標準、映画協会(MPA)コンプライアンスのような業界標準、またはサプライチェーンベンダーのサードパーティリスク評価にも準拠させることが可能で、容易に設定できる。