「Meta Quest」にMeta AI搭載へ。音声でやり取り可能
Metaは24日、VR/ARヘッドセット「Meta Quest」に独自AI「Meta AI」を搭載すると発表した。8月から試験的実装が始まる。
X(旧Twitter)の投稿動画では、音声を通じた対話や服の提案など、Meta AIの機能が紹介されている。
また、Meta AIは23日に機能強化が発表され、画像生成や編集機能が追加された。また、LLMの最大規模モデル「Llama 3.1」も発表された。
Metaは24日、VR/ARヘッドセット「Meta Quest」において、独自AI「Meta AI」を搭載すると発表した。8月より試験的な実装が順次始まる。
X(旧Twitter)の投稿動画を見る限り、Meta AIとは音声を通じてやり取りを行なうことができ、周囲に起きていることを尋ねて答えてもらったり、目の前に見せたズボンに合う洋服の色を提案してもらったりしている。
なお、これとは別にMeta AIに関しては23日に機能強化を発表しており、画像生成において自分の写真のスタイルを変更したり、生成した画像を編集したりする機能が実装された。現時点では米国でベータ版として展開している。
このほか、オープンな大規模言語モデル(LLM)として、これまで最大となる「Llama 3.1」も同日に発表。パラメータ数は405Bに達し、最高のクローズドソースモデルに匹敵する性能を実現。コンテキストの長さも128Kに拡張され、8つの言語を新たにサポートした。